クレアチニンって何?
今回のブログは『クレアチニン』です。
前回「クレアチン」を書いたのですが、言葉は似てますが、全く違う物です。
皆さんが目にする機会が多いのは血液検査ですね。
血液検査で腎臓の機能を見るのに使われています。
クレアチニンが高いと腎臓が悪いという結果になります。
こんなクレアチニンと腎臓の関係を理解していきましょう。
①そもそもクレアチニンって何?
クレアチニンとは筋肉の老廃物です。
⭐️筋肉はクレアチニンを多く含みます。
↓
⭐️筋肉を使うと
↓
⭐️クレアチニンが生成される
(カラダに不要な老廃物)
クレアチニンは腎臓で100%捨てられる
健康な腎臓では尿として排泄→それにより体内のクレアチニンは低く保たれます。
⇒血中のクレアチニン濃度は腎機能を反映しているのです。
濃度が高ければ腎機能は弱っている証です。
②クレアチニンには体格差がある
クレアチニンは筋肉量に比例して多くなります。
体格差を反映した腎機能の目安に『eGFR』があります。
eGFRの求め方は、血清クレアチニン値から年齢と性別を反映して出されます。
※しかし、eGFRは残念ながら体重の差は反映していない為、筋肉量が違うと正確性にかけます。
より正確性を求めるならば、
『クレアチニン・クリアランス』を測定します。
クレアチニンクリアランスは実際のクレアチニン排泄量から『老廃物を捨てる機能』を見ることで知る事ができます。
③クレアチニンが高い
=腎機能の低下を意味します。
クレアチニン(Cr)の正常値は?
男性 0.61〜1.04mg/dl
女性 0.47〜0.79mg/dl
この範疇であれば正常値なのですが、
男性 1.2mg/dl〜
女性 1.0mg/dl〜
になると何か異常が考えるられます。
腎機能の低下を考える中でもう一つの指標が
eGFRの数値の見方が重要になります。
eGFRが60を超える事が最低のラインで重要になります。
90>eGFR>60の場合
・慢性腎臓病(CKD)
・血圧の異常から管理が必要
・合併症対策も必要
腎機能低下の原因を明らかにする事が大切
○生活習慣病→糖尿病、高血圧の恐れ
○自己免疫疾患→IgA腎症、ルーブス腎炎など
○遺伝性疾患→多発性嚢胞腎、アルポート症候群など
原因がわかる事により腎不全の進行を抑制できる可能性があります。
どうでしたか?クレアチニン値から腎臓の働きを知ってもらえたでしょうか?
今度の血液検査、是非着目して下さい。
人生を豊かにするボディメイク
人が生きていく為に最も必要なものは健康です。
遊び・恋愛・食事など、どれも健康なカラダ無くしては出来ません。
生涯健康のアドバイザーとしてサポートします。
Body Adviser RS 代表 萩谷 竜司
URL https://peraichi.com/landing_pages/view/bodyadviser?_ga=2.168859298.2015922420.1632962236-1732157989.1606779506
洲本市上加茂271
tell 09036750251
mail body.adviser.rs@gmail.com
LINE https://lin.ee/rlRUWS4
#淡路島
#パーソナルトレーニング
#コンディショニングケア
#パフォーマンスアップ
#スプリント
#サッカー
#コンディショニング
#健康
#スポーツ
