踵の痛みについての考察

今回のブログは踵の痛みについての私なりの考察について書いていきます。

踵の痛みは、大人から子供まで多くの人に発症します。

大人では年齢を問わず痛みが出ることがとても多いです。
ほとんどの方が脂肪組織が影響する骨端症が多いように思います。
子供の場合はセーバー病と呼ばれるような成長痛が疑われる場合もあります。

しかし、私の考えでは成長痛を否定するわけではありませんが、ほとんどが大人と同じようなことが原因として起こってきているのではないだろうかと思います。

かかとの痛みの種類
①かかと後面の痛み
かかとにはアキレス腱が付着します。そのためアキレス腱の元になる筋肉、下腿三頭筋の筋緊張が強くなってくると、下腿三頭筋の付着部=アキレス腱が付くかかと後面に常に牽引ストレスがかかるようになります。
それにより炎症が起きて痛みが出てしまうことが多いです。
この場合は、牽引ストレスの原因になっている下腿三頭筋の筋肉の緊張を緩める必要があります。

②かかと裏面の痛み
かかとの裏に痛みが出る人が大人には非常に多いように感じます。
ここに痛みが出る場合は、脂肪組織の炎症が一番考えられます。
多くの原因が、歩行の際にかかとへ衝撃が加わり続けることによって起こっているものと考えられます。
この場合は、脂肪組織の炎症を抑えるために、脂肪組織を元の位置に戻してあげる必要があります。かかとを左右前後からつかみ動かしてあげることにより脂肪組織が動き元の位置に安定した状態になることが考えられます。
ただ、早期に回復するものではないので、ヒールカップなので衝撃を和らげる必要もあります。

③踵裏面の痛み(子供)
②と同じように踵裏面の痛みで子供の場合。
セーバー病が疑われることがほとんどですが、オスグッドと同じく骨端症が起きて痛みが出ている事はもちろんあるのですが、オスグッドであれば骨端症があっても痛みのない患者、もしくは骨端症がなくても痛みのある患者があるように、その幹部への負担のかかり方により痛みを有する場合があります。
これが子供の踵の痛みとして1番多いように感じます。
この場合は、患部の痛みを治すことよりも痛みの原因を改善する方が完治につながることが多いです。その痛みの原因とは何かと言うと、姿勢がとても影響を強く及ぼします。
この症状を有する子供たちの多くが、骨盤後傾であることが多いです。
骨盤後傾につき、大腿四頭筋の緊張・下腿三頭筋の緊張を起こすのはもちろん踵から地面への接地が多くなってしまう事による衝撃での負担が考えられます。
この場合は、骨盤の後傾を改善する必要があります。そのために臀筋を活性化する必要が出てきます。臀筋と考えると骨盤後傾を誘発する筋肉と思いがちですが、臀筋が活性することにより骨盤と股関節の関係が改善されます。
臀筋が活性することにより、股関節の伸展作用が行われることになるので、今まで踵にかかっていた衝撃が大きく変わってきます。

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