カルシウムサプリで心血管疾患に
今回のブログでは、カルシウムサプリが体に及ぼす悪影響について書いていきます。
カルシウムは人体にとって必要不可欠なミネラルである事は確かなのですが、最新論文にて、
「カルシウムサプリの摂取が心血管疾患リスクを上昇させる」
と言うものがありました。
それについて調べてみました。
今回の論文の元になった実験では、カルシウムサプリメントを1日1000ミリグラム摂取すると言う実験を行ったようです。
その結果
心血管疾患(15%増加)
感情動脈性心臓病(16%増加)
などの心筋梗塞のリスク増加がみられました。
カルシウム剤が心臓病リスクを増加させる
アメリカの研究では
カルシウムサプリ摂取は心血管疾患の死亡リスク上昇を認めています。
ドイツの研究では
食事性カルシウム(820mg/日)
→魚や野菜から摂取。
結果心筋梗塞リスクが30%低くなった。
カルシウムサプリを服用
→心筋梗塞リスクが86%増加した。
カルシウムサプリと食事性は何が違うのか?
食事性のカルシウムにはマグネシウムやタンパク質ビタミンも含まれているため。
カルシウムには善玉(食事性)と悪玉(サプリ)がある
善玉カルシウム
海藻類、豆類、野菜類、魚介類など
(骨や歯に届く)
悪玉カルシウム
サプリメント(カルシウム剤)、乳製品など
(骨や歯に届きづらい、筋肉、神経、血管に沈着)
善玉カルシウム→イオン化傾向の高いカルシウム
悪玉カルシウム→イオン化されたカルシウム
(※イオン化=水に溶けやすい=吸収されやすい)
イオン化したカルシウムイオン(悪玉)は、プラス傾向になっているため、電気的にマイナスになりやすい血管の内壁に集積し沈着しやすい。
→骨に行く前に沈着してしまうと言うこと。
骨を作るためにはどうすればよい?
カルシウム剤ではなく、海藻類や魚介類からカルシウムを摂取するように努める。
それとともに特にタンパク質、マグネシウム、ビタミンDを一緒に摂るようにする。
他にはビタミンKやビタミンC、亜鉛なども必要になります。
様々な研究結果から言える事は、カルシウム剤の長期的な大量摂取は、カルシウムが血管などに集積するため危険であることがわかりました。
カルシウムは人体にとって必要不可欠なミネラルであることに変わりはありませんが、人工的なカルシウムを取るよりも天然のカルシウムを取る必要があることがよくわかりました。
できる限り日常生活の中でカルシウムの摂取を今後も意識してやっていけると良いと思われます。
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