MEDUCATEの細井です
さて10月も後半、受験生たちは運命の別れ道に立たされている子も多いのではないでしょうか。
そう、夏明けの模試が返却され、夏休みまでの頑張りが数値として評価される時期なのです。
この時期の判定はシビアですよね、、、。
ポジティブに行こうとは言えど、特に浪人生にとってはこの時期のD,E判定は響きます。
現役生は判定なんかどうでもいいので突っ走れと言えるのですが、浪人生となるとそうもいきません。
もう一年浪人をやるのか、今年、医学部以外も受け、医者になる事を諦めるのか。
人生の大きな分岐点になるわけです。
それに伴い、この時期に非常に多いのが医学部専門予備校からの乗り換えの相談なんですね
ここ2ヶ月くらいで、何件もの乗り換えの相談を受けるので、一つまとめてみようと思います。
特にKF、M会、MT等の頭文字で書かれる医学部専門予備校からの相談が非常に多いです。
プロ講師を前面に押し出している医学部専門予備校ですね。
このプロ講師って言葉が定義が非常に曖昧なのです。
なんたってバイト講師の反義語として、専業で塾講師をやっている人を全員プロ講師と呼んでいるようなものなので、指導力の担保にならないのですね。
若いころ塾講師バイトをやっていたオッサンが、脱サラして、塾業界に飛び込んで来たとしても、専業なのでプロ講師です。
プロ講師という言葉に翻弄されないでください。
「うちは学生じゃなくてプロ講師が教えていますから」
という商売文句、めちゃ多いですけど、
そのプロ講師どんだけ頭キレるんですか?当たり前ですけど、医者である僕よりは上手い授業できるんでしょうね?
あとは常套手段ですが、体験授業だけ人気講師がやって、契約をとって、実際の授業は下位の講師。なんてのは使い古された手法に引っかからないようにしましょうね。
総じて、医学部専門予備校の生徒の話を聞いていると、あまりに講師の当たり外れが大きすぎる印象です。
もちろんいい先生もいるのでしょうが、プリントなどを見ていてもマジでしょうもない解説やプリントを書いている講師も散見されます。つかこのご時世、そんな自作プリントばかばか配る授業するなよ、、まとめるのも時間がかかるし煩雑だし、網羅性には欠けるし、いいことがなくね。
そういう昭和の化石みたいな先生も実際いるわけで、そういった人もプロ講師とひとくくりにされてしまうわけです。
先日、オーダーメイドカリキュラムを売りにしている医学部専門予備校の年間カレンダーを見せてもらいましたが、アホでもサルでも作れる使用参考書の月別フローが書いてありましたね。
オーダーメイドっていうか、それテンプレに当てはめてるだけやろ笑
しかもそれを1年間一切の調整を行うことなく授業をしていくというのだからさらに驚きです。10月になって英語の偏差値50台の子に東大の和訳やらせたり、やたら過去問演習やらせたり。いやいやいや、過去問の前にやるべきこと他にあるでしょうよ。
なぜ、4月にたてたスケジュールを生徒を置き去りにして全うしようとしてるのか、まったく意味が分かりません。プロ講師のやることなのかそれ???
通例、年初に立てた計画はいい意味でも悪い意味でも崩れます。それは適宜考慮しながら、調整していかなければ、真のオーダーメイドではないでしょう。
しかも授業料クソたけえっていう!!!
MEDUCATEに相談にいらっしゃる生徒さんは、その医学部専門予備校の指導方針に従って学習したものの、
成績が思うように伸びないのをきっかけに他の塾を探す人が多いようです。
もちろん生徒側の努力が足らない場合はもちろんあります。
口だけの生徒がいるのも知っています。
しかしあってはならないのは塾側の努力が足りないことだと思うんですよね
カリキュラム作成や講師のクオリティは、塾側の努力でもっと改善できる塾は沢山あると思います。
生徒に思いをしっかり伝えることも大事ですし、人対人のコミュニケーションだからこそ本当に奇跡が起きます。
医学部専門予備校を渡り歩き、偏差値が60を超えない人は、自分のせいだけではなく、予備校側に責任がある場合もあると思います。
偏差値50の子が2年通って.、偏差値60超えさせることもできない医学部予備校は世の中に不要ですわ。
自分が書いている、多浪が多浪たる理由その1のシリーズ(まだ完結していない)を読んで、胸が痛くなった方は、相談に来るべきだと思います。
多浪生を一切差別しません!!!!!!!