形成美容外科医 兼 ハイクラス家庭教師MEDUCATEの細井です


昨日は、中学受験で第一志望に合格した生徒さんの祝賀会でした
MEDUCATE数学プロ講師の沖先生のSNSをオマージュして(そのままパクって)お届けします
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集団塾に合わず、辞めてしまったというところから、チーム教育でしっかり立て直し、第一志望合格を勝ち得てくれました。


滝澤講師と生徒の相性が抜群なことに加え、沖プロ講師も積極的に指導に加わり半年という短い期間で、成績を格段に伸ばして、上位コースに合格しました。


今回、祝賀会でも、本当に出会いやコミュニケーションの力が、生徒の合格に繋がったということが心から感じられます。


さて、昨今では、スタディサプリやトライイットといったような映像授業が花を咲かせています。


10年前は映像授業オンリーの東進ハイスクールが台頭し、○億で有名講師を駿台や河合から引き抜くということもありました。


当時はビデオ授業自体が物珍しく、部活などとの両立が計りやすいことを売りにし、高額でも生徒が取れていたように感じます。


そして、新学期や入試直前になると無料体験ビデオ講習を開放して、他塾の生徒も無料講座に取り込み、通年契約するしないに関わらず合格実績に含める。というなかなかな商法です。


IT技術が進歩し、YouTubeなどを含め、動画授業が、無料あるいは低価格で視聴できるようになった今、東進ハイスクールのような塾の存在意義は極めて薄くなるように思います。


映像授業は、教育にそこまでコストをかけられない家庭にとっては非常に有用なサービスだと思いますし、社会全体の教育レベルの底上げになる可能性も感じます。


しかし、自分のやりたいことは、魂の通った教育です。それは映像授業では、不可能なのです。


やはり、自分が医者だからなのかもしれませんが、映像授業というのは、医療で言えば、病院の外来を受診したら、診察室に医者の代わりにモニターがあって、録画されたビデオが流れるのと同じように感じます。


たしかに僕らは各々の患者さんに、何度も何度も何度も同じことを外来で言っています。


では、それらは、1回録画して流せば、医療の効率化につながるのでしょうか?


違うと思います。


内容は同じことを言っていても、話す順番や、抑揚や、強調するポイントを変えたり、患者さんの表情を見て、理解度を推察して簡潔に言い直したり、様々な変化を加えて話しているはずです。


これがコミュニケーションです。


受験指導も全く同じなのです。生徒のリアクションは千差万別。理解度も千差万別。1組の先生と生徒の間だとしても、全く同じ授業はありえないのです。


そのリアルなコミュニケーションから得られるものは、その先生のようになりたい、この先生に認められる、褒められるために頑張ろう。と言った能動的な意識です。


映像授業は、見ようが見るまいが、誰も何も文句はいいませんし、スマホを振って質問しても、答えてくれるのは画面の中の講師ではなく、アルバイトの学生です。そこにコミュニケーションはありません。


自分の子供の将来をどういったものにするかは、親次第です。映像授業、集団授業、個別指導、家庭教師、それらの特性をしっかり見極めることが肝要です。


中学受験から医学部受験まで
宜しくお願い致します