形成美容外科医 兼 プロ受験講師の細井です
先日は、男子なら誰もご知っているであろう、加藤鷹さんと、雑誌のお仕事でご一緒しました
昨今の草食系やオタクと言われている男子の問題点を的確に指摘されていました。
それはすなわち、『コミュニケーションに対する消極性』なのだそうです。
さて、受験指導をしていても、何事にも消極的な子がいます。
おそらく、俗にいう『やる気スイッチ』が見つからず、頭ではわかっていても体が動かない子です。
親御さんの声も全く届かず、困り果ててしまっているパターンが多いです。
そんなとき実は生徒も、心の底では『このままではいけない』と思っているのです。
しかしなぜか、机に向かうと眠くなる、気づいたらゲームをしてしまう。
うちの子は無気力症候群なのでしょうか。なんて言われるときもあります。無気力症候群は医学的にはストレスからの逃避と言われています。
彼らは自分のなりたい姿に関して消極的になり、目の前の本来やらなければならないことを置き去りに、楽な方に逃げてしまうのです。
そういった子を、親の力だけで変えるのはかなり困難です。子も、思春期なだけに、親の言うことに関してはとりわけ反発します。そこで、私たちのような兄、従兄弟世代が出番になります。
消極的になっている子を、少しでも積極的にさせるには、なにが必要か。
ズバリ成功体験です。
成功し、認められ、褒められる、そして期待される。期待に応え、成功し認められ、褒められる。この繰り返しがプラスの連鎖を生んでいきます。
どんな小さいことでも、成功させること。これが大事なのです。
中学受験から医学部受験まで
よろしくお願いいたします