形成美容外科医 兼 プロ受験講師の細井です黒猫


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さて、昨日は、通常授業の後に、ご家族を交えて、今後の方針について、ミーティングを行おうということで、授業に出向いて参りましたハート
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講師はおなじみ、爽やかイケメン千葉講師です音符


生徒のN君は、小学6年生で受験を控えていますが、なかなか家庭でのサボり癖が抜けず、ミーティングを行うこととなりました。


同居されているお母様、お祖父様、お祖母様に来ていただき、現況と、今後の方針について意見統一を行いました。


問題点は
1. 本人が中学受験に対して、本気になれていない
2. 勉強しているふりをして、遊んでしまうこと


が主題となりました。


1.についてですが、まず小学6年生で自分の将来について、中学受験の有用性について、深く理解している子はそうそういません。いたとしたら素晴らしいお子様です。


親の気持ちとしては、なぜ、こんなにも親は頑張っているのに、本人が本気で頑張ってくれないんだろう。と思うのはわかるのですが、自分が小学6年生の頃を思い出せば、そりゃ難儀だと感じるはずです。


もちろん、本人が有用性について深く理解しているに越したことはありませんし、有用性を伝え続けることは辞めませんが、それでも、なかなか動いてくれない場合は、動機をすり替えてしまう方が簡単です。


例えば、ライバルを設定したり、報酬で釣ってみることです。子どもは褒められることが大好きですから、初動さえ上手くいき、小さなテストでもよいので結果が出て、周りから認められると、その感覚が病みつきになります。


そこからは子どもは以前よりも能動的に動いてくれるようになります。この小さな成功体験の積み重ねを、MEDUCATEの授業では必ず行うようにしています。


2.についてですが、子どもは上手に親の目を盗だり、嘘をついたりして遊ぼうとします。これについて、親はやはり大きなショックを受けてしまうこともあるのですが、私としてはとても良いことだと思います。


親に嘘をつく時、言い訳をする時、これは非常に頭を使う作業です。子供の社会の中でこれ以上に頭脳に負荷をかける作業はないでしょう。


嘘を上手につける子は非常に利口で回転の速い子に育ちます。しかし、大人がこの嘘に振り回されてはなりません笑   


子どもは必ず遊ぼうとするもの


この前提を見逃して、子供を信用しすぎると、子供の手のひらの中で踊らされ、受験にとっては最悪な事態になりかねません。


最近はケータイ、タブレット等、遊ぶツールが周りに溢れていますから、昔よりも目を盗んで遊ぶのは簡単になってしまいました。


今回はこのような全ツールを本人の目の前から除去しました。


また、部屋で勉強していると見せかけて、漫画を読んだりゲームをしていることも内偵されていましたので、勉強場所はリビングの隅に移動し、


その日の課題を親に提出し、講師との共有ラインに、親が写真をupしないと、自室に戻れないようにしました。


文字で見るとかなり厳しい制約のように感じるかもしれませんが、


自分たちはN君が最高の結果を出すためのチームなんだ。4ヶ月、厳しいことを行くこともあるだろうけれど、全部おまえのためなんだ!一緒に残りの期間、頑張ろうぜ!


という仲間意識を強調することで、上記制約も本人に快諾してもらえました。


1.2の問題、とても頻出だと思いますが、なかなか親子間で解決することは難しいものでもあります。親子バイアスといったものですね。


そんな時にはプロの手を借り、われわれのような教育者を通して、お子様にメッセージを伝えてみるのはいかがでしょうか。


ご相談お待ちしています。