先日、県会議員さんと企業内の社員カウンセリングや研修・セミナーについてお話をさせていただくことがありました。
私が常々感じていることが、『自分のことをよく知り・他人との違いを理解する』
これはNLPを学んだ時から感じていることですが、昨年から「大人の女子校」という女性の起業を学ぶためのオンラインサロンに
出会い、そこでもやっぱり『自分のことをよく知り、マッチングさせていく』=『自分の強みをしり使っていく』
ということがいかに自分の人生をスムーズに運んでいけるかを学んできました。
私が学んできたNLP・コーチングによるタイプ分け・女子校で学んだ4つのポジショニングや強み発掘。
これらって本当にみんな知ったらいいのに・・・と先日強く思いました。
社内におけるトラブルって自分のことがよく分からず、
会社からの指示通りの仕事をとにかく成績をあげるために必死で頑張る。
だけど、頑張っても頑張ってもできない。
会社からは「いつまでたっても成長のない奴だ」「出来ないやつだ」なんて評価になり
自己嫌悪に陥ったり、上司や同僚・会社を恨むことにも繋がる・・・
ストレスチェックの結果「精神的に疲れているのでしばらく休養をとってください」と鬱病の診断を受けたりもする。
議員さんのお話を聞いていると、多分世の中このような会社が多数あるんだろうな・・・
と感じました。
そして、会社側も個々に適した仕事を振ることも出来ず(多分細かく分析までできない)、
就労規則を基準とし、ある程度の改善へ向けてのチャンス期間をへて最終ジャッジをする。
ここで部署の配置変えなどは下手に会社側が口に出すと(言い方にもよると思いますが)パワハラに繋がったりしかねないと・・・
セクハラやパワハラって受けて側の「どう感じるか」 なので時として全く同じ環境で同じ言葉で伝えても
Aさんが言うと素直に聞けてもBさんが言うとパワハラになってしまうこともあるんですよね。
あまりにも酷い言葉だと別ですが・・・
人事の方もカウンセラーではないので心の部分を出されると接したくないと思ってしまうもの。
結局、「問題があります」と会社から言われた人は「自分と会社の相性」のことより
「こんなに頑張っているのに会社は認めてくれなかった」となり最悪は務めていた期間の苦痛だったことが数々よみがえり
結果、訴訟問題に・・・
会社側は(特に社員数が多いと)一人一人の強みやタイプなどを分析することもなく
会社側の判断で人材配置し、一定期間で成長が見られなかったり、上司や同僚、取引先、お客さんの声で
その人の評価が決まってくる。
結果、解雇という選択をしてしまうが、パワハラの問題があるので頭を抱える・・・
何だかこういう話は聞くたびに「なんてこった・・・」って思います。
『自分のことがよくわからず間違った職選びをし、問題の人扱いされて心を病んでしまう』
『人を採用する時、人事配置をするときの方法を間違ってしまう、結果トラブルが増えたり、離職者が絶たない』
タイプ分けや、4つのポジショニングや強み発掘が全てとは言いませんが
これらを知る・採用するだけで本当にこのようなトラブルは少なくなると思います。
退職するにしても「辞めさせられた」という意識より、「自分のはこの職場と相性が良くなかったんだ。別の道がみつかった」
と退職に対する捉え方や気持ちも変わってくる。
私が今までセッションした方にはそのような方もいましたし。
でも、人の心の問題が法律という部分と天秤になっているなんて(_ _。)
何だか、カウンセラーとして、人間関係を扱っている立場として心がザワザワしましたよ・・