『Dead Man Walking』観た。
(デッドマン・ウォーキング)
ティム・ロビンス監督脚本、
スーザン・サランドン、
ショーン・ペン主演。
1995年、アメリカ製作のシリアス・ドラマ映画。
スーザン・サランドン演じるシスターのヘレンは、アフリカ系アメリカ人の住む貧困地区で働いていた。ある日、彼女のもとに手紙が届いてきていて、彼女は読まずにいたのだけれども、何度も送られてくるのでついに重い腰を上げ、手紙を開封することにした。その手紙はショーン・ペン演じる死刑囚のマシューという男からの手紙であった。マシューはカップルへのレイプと殺人の罪で収監されており、本人は無罪を主張しているものの、死刑が執行されるという事であった。ついにヘレンはマシューと会うことを決断し、マシューの死刑までのスピリチュアル・カウンセラーとなる事を了承する。彼女はマシューの為にマシューの両親、被害者の両親、死刑反対のデモ等に尽力するが、とうとう死刑当日がやって来る。そこで、マシューはついに重い口を割るのであった。。。。。
監督がティム・ロビンスであることに驚いた‼️こんな良質なシリアス・ドラマを作り上げていたなんて。25年前の作品なんだけど、全く知らなかった。そして、勿論スーザン・サランドンとショーン・ペンの芝居によるものなんだけど、スーザン・サランドンの内面を表す芝居がスゴすぎる。それに応えるショーン・ペンの芝居も見事。ショーン・ペンなんて殺人犯なのに同情すらしてしまった。この作品でスーザン・サランドンがアカデミー主演女優賞をかっさらったのは言うまでもないんじゃないの。しかし、ずーっと静かな映画なんだけど観入ってしまった。元々ティム・ロビンス自体が『死刑制度廃止』に賛成しているため、この作品の言いたいことがハッキリと伝わってきたのかなぁ。
因みに、死刑囚が死刑までに向かい歩く事を『デッドマン・ウォーキング』って言うのを聞いて、このタイトルの重さを知った。
映画サイコー‼
アデュー‼️