新時代の食育 | 千厩城主末裔 金野龍玄太祖 (岩手県一関市千厩町)

千厩城主末裔 金野龍玄太祖 (岩手県一関市千厩町)

第56第清和天皇の末裔 清和源氏の血を脈々と受け継ぎ千年の時を経て時代は冷和へと時代は移り代わる。

自分以外の生き物に対して人間は、どう向きあう必要があるのだろう。
人間が生きる為に食べる動物たちがいる、大なり小なり太古の時代から続いている。やがて人間は、狩猟から農耕へと食物の安定供給を求めたのだ。縄文時代に狩猟し弥生時代には農耕へと姿を変えてきた。
最も重要な事は、当時の人間は集落の人々たちが食べるだけの狩猟や農耕をしていたことが、現代と大きく違ってくるのである。
近年都会暮らしから、田舎暮らしを求めて多くの人々が移住している。彼等に共通しているのは、自給自足ともいえる農地を開拓し農作物を栽培することから始めている。まさしく太古の時代の祖先のように、自分たちが食べるだけの農作物を栽培しているのだ。
少し歩けば至るとこにコンビニがあり、空腹を満たす食物には困ることなどない。そんな便利な環境を手放し何故、人はコンビニがない田舎暮らしを求めるのであろうか。
現代を生きる我々人間は、便利さだけではない、人間にとって本当に必要な食べ物を食べる太古の習慣が目覚めたのだろう。
人間が生きる為に必要な生き物たちの狩猟や農作物の栽培は、太古の祖先から学んできたことだ。

この地上の至るとこに生き物が生きている。人間が生きる為であれば、この地上の生き物たちを食べ尽くしても構わないのであろうか。
人間が生きる為には、動植物を食べなければならないのかもしれない。しかし時代は最先端の文明社会である、人間にとって必要な栄養素を摂取するための動植物を限定し味覚を満たす食育から、生きる為に必要な栄養素を摂取する食育へと線引きする時代が来たように思う。
太古の時代には叶わないほど進歩した最先端技術で、今の私たち人間には安定供給を受けられるシステムが出来上がっている。
必ずしも正しいとは言えないが、無制限に生き物を飼育する現代の誤ちから見れば食の安全性で有効なシステムと思う。一つに水耕栽培がある、室内でLED電球の光りで野菜類を生産するシステムである。もう一つは、魚類の養殖で多くの魚が養殖に成功しているのだ。
境界線の無い海に領土の名の下に人間は、海の生き物を取り尽くそうと競い合っているのが現状である。
太古の時代と現代の大きな違いである誤ちは、自分たちが食べるだけの必要な動植物を飼育したのではなく全人類の許可無く海から好き放題売れるものは私利私欲の為に悉く取り尽くしてきた事実である。
すなわち大企業の安定供給を必要とする在庫を常に満たす為の鶏・豚・牛等を飼育する農林水産業は、誤ちを超え生態系を壊し人体に必ずしも必要ではない栄養素を含む動植物を殺傷し人間の健康被害を与え続けている事実に気づいていない。
現代の医学は最先端へと進歩しているのに、何故大病院には患者が溢れているのか。
すなわち人間の生きる為に必要な栄養素を摂取ための食育ではなく、味覚を満足させる為のグルメとういう大企業の安定供給を与える誤った経済システムのバブルの塔に縋る生産者の思惑が味覚麻痺で病む人々を増やし続けているからである。
最新の医学から見れば、コンビニやスーパーで売られている食品には生きる為に必要ではない成分が含まれてる物がぎっしりと店頭に並んでいるのだ。
大企業と生産者のビジネスにのせられた消費者は、味覚麻痺で美味しいと感じる麻薬的な脳の麻痺で自ら稼いだお金で害する食べ物を安定的に買い続けているのである。
それ故大病院には患者が溢れているのである。
日々連日放送される最新の医療情報の番組では、確かに生き物為に必要な栄養素を含む食品類を学ぶことができる。しかしテレビ局は視聴率を得る為に、スポンサーが販売する商品の誤ちを提言するこはしないのである。つまり食べてはいけない成分を列挙して放送することができないのである。そこに落とし穴ともいえる、大企業と生産者の思惑に本当に必要な情報が私たちに知らされていないのである。
人間が生きる為に必要な栄養素を含む食品類を知り、テレビを見た消費者はただそれだけを買うことしかしないのである。買って食べてはいけない成分が含まれている食品類を知ることができない故、消費し続けることが延々と繰り返され続けているのだ。
専門的な知識があり国家資格を持つ医師や薬剤師や栄養士等が、買って食べられる必要な栄養素を含む食品類だけを次々と繰り返し学んでいるだけなのだ。
私が病気にならないのは、人間が生きる為に必要な栄養素を摂取しており不要な成分を含む食品類を絶対に買わないだけのことなのである。ただそれだけで健康的な生活ができ、食べることで常に予防できている。病院の外来で待ち診察を受け治療を必要とする無駄な時間は、私の人生には無縁である。