イタリア公演のレポートの前に
少しだけベラルーシでの裏話を書こうと思います
今回
公演の間に1日だけ頂いたお休みで
去年 リニューアルされた
第二次世界大戦の博物館へ
外務省からの強い要望があり
見学させていただきました
そこで
83歳になられる
両方の胸元にたくさんの勲章をつけた元軍人の方に 偶然お会いしました
その方に
日本から芸術祭のために公演に来ている事をお話しすると、
「日の昇る国から 芸術文化を見せに来てくれてありがとう。
ベラルーシには戦争など悲しい事がたくさんあったから、国の人々は辛く悲しい事を忘れさせてくれる芸術が とても大好きです。
神様は 宇宙から賢い日本人に力を送ってくれていますから、どうか日本から世界に平和を運んで下さい」
と
ベラルーシに来て最高のご褒美のようなお言葉を頂きました
そして
国立フィルハーモニーから
今回 曼珠沙華のコーディネーターをしてくれた24歳のイリーナさんは
「この博物館は 私達の歴史であり、この悲しい歴史があるからこそ、今 私達はここにいられる事を感謝でき、また この国を誇りに思います」
と
話してくださいました
日本にも
同じく戦争によってつくられた悲しい歴史がある上で
彼女と同年代の自分が
果たしてそこまで自分の国を感謝する心や、
誇りに思う心がどれだけあるのだろうか
と
すごく考えさせられた言葉であり、
同時に
ベラルーシの若い方の国を想う意識の高さがとても素晴らしいと思いました
ママローザの言葉に
『戦争とは 傷つけられた側も、傷つけた側も 同じ重荷を背負っていかなければならない・・・』
今も 国を守るために
現地に行っているたくさんの兵隊さんがいると思います
今回の公演にも
軍服を着た若い兵隊さん達が見に来てくれていました
そのような
国の柱として生きている方々
そして
国を守るために傷ついた方々を
癒し
元気づける
そんな機会が
これからたくさんあればいいな
と
心から願います。
2017年に
ミンスク近郊の町 バブロイスクで行われる、
アゼルバイジャン、ボスニア、ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、ラトビアをはじめ、
全世界40ヶ国が参加する文化祭
『友情の花輪』にご招待したいので
是非 来て欲しいというお話しや、
公演を見たリトアニアの方から
是非 公演していただきたいと
熱烈なラブコールをいただきました
ベラルーシから
東ヨーロッパへ
また新たな扉が開きそうな兆しに
心が踊りそうです
(o^∀^o)♪
さて、
去年のベラルーシレポートに引き続き、
縁の下の力持ちな
曼珠沙華の裏方
バックステージボーイズを
今回も
許可なく勝手にご紹介したいと思います ←えw
1999年の
初めてのベラルーシ公演を唯一 経験してらっしゃるベテラン裏方
ツネおじさまと
今回 ベラルーシ公演 初裏方
龍華組と一緒に神楽龍の演目も頑張ってくださいました
松元にーちゃん
同じく
ベラルーシ初参戦
笑顔印のさっちゃん
そしてお馴染み
着付けも黒子もマルチにこなし
いつもあったかご飯を炊いてくださいました
いわきのあったかお母さん2人組
もう3年くらいずっとお世話になってます
ママローザに頂いた日本名は
『静~shizuka~』
通訳のマリーナ
そして
国立フィルハーモニーより
コーディネーターのイリーナと
流暢な英語とオネエ言葉で
いつも曼珠沙華を導いてくださる
マネージャー新幹線
17年前に
曼珠沙華のお家に保養に来ていた
アリョーナと
1999年初めてのベラルーシ公演から曼珠沙華と親交のある
お茶目なサーシャおじさんも
公演の片付けや荷積みなどを手伝ってくれました
舞台裏は
常に戦場です
海外公演で
最小限の裏方スタッフさん達なしで舞台は回せません
自分の事も後回しで
舞台と演者のために休みなく駆け回る
そんな裏方さん達は
演者よりもかっこいいです
今回も
本当にありがとうございました。
(:D)┓ペコリ
そんな
バックステージボーイズを含め
曼珠沙華一同、
今年はみんな
お腹がピーピーになるの巻。 ←えw
この場合
"ピー"ではなく
曼珠沙華用語では
"ルー"と言います
ルー
ru
【意味】
お腹がくだる事。
【例】
今日はちょっとル〜なので、体育の時間は休みます。
ε==ε==(/;;´Д`)/┃︎wc
はっきりとした原因は
不明。 ←え
おそらく
ベラルーシの食べ物によく出てきた
ピュアなヨーグルトや
ヨーグルト系のソースによる
乳酸菌の反乱なのではないかというウワサがあがっております
唯一
ル~にならずに
ピンピンしていたのは
日本から持ってきたお粥を食べ続けていた我らが代表 ママローザと
ベラルーシ初参戦の
龍華組
藤 桃太郎でした。 ←えw
最終的に
日本に帰ってきてからも
みんな
しばらくル〜が終わりませんでしたとさ。←えw
( ゚∀゚)・∵. グハッ
~ Fin ~
ASUKA