先日〔3月5日(木)〕、「第12回 世界夢一文字コンテスト」(旧「全国夢一文字コンテスト」)の結果通知が届きました。今回で、7回目の出品になります。

 

本コンクールは、今回から名称が 「世界」に変わりました。後援に、「臺北駐福岡經濟文化事」、「大分県日華親善協会」がありますので、台湾からも作品を募集したのでしょうね。

 

今後、この素敵なコンテストが、多くの国々に広がり、これを機に日本の書道への関心が深まるとよいですね!

 

 

さて、私は第6回展、から出品させていただいていて、この時は、特別賞 「大分ケーブルテレコム賞」を受賞させていただきました。そして、第7回展では、無鑑査「推薦書作家賞」受賞し、これ以降は、毎年、表彰式出席対象で、作品展示もしていただいています。

 

ただ、残念ながら、まだ一度も表彰式には出席させていただいていません。すみませんm(__)m

 

 

前回「第11回展」までの結果は、コチラ です。

 

 

そして、本コンテストの詳細です。

 

 

また、要項にもある通り、本コンテストは、今年1年の目標にする毛筆書きの一文字はもちろん、それを選んだ理由(内容と文字)や返信の自宅住所も審査対象になるというユニークなコンテストです。

 

また、本コンテストは、大分で書家の先生方などが一次審査を行い、東京で書道芸術院理事長の先生が最終審査をされるそうです。理事長の先生は、このコンテストに大変感銘を受け、審査を引き受けたとのことです。

 

 

そして、例年2,500点(人)ほどの出品総数がありますが、今回は、日本国内外から3,353点(人)もの出品がありました。日本国内は27都道府県からの出品がありました。

 

この中で、「推薦書作家賞、特別賞、金賞、銀賞、銅賞、入選」 を受賞した約30%強の作品が展示されます。残りの作品は選外になり、神社にて書道の上達祈願をし、お炊き上げをされます。

 

本コンテストには、後援が大分県をはじめ19団体協賛が大分航空をはじめ21団体計40団体もあります。

 

 

次に、今回、本コンテストに出品させていただいたはがき作品その理由です。

 

 

往復はがきに一発勝負で書きますので、少々緊張しますが、7回の出品でだいぶ慣れました。はがきと紙質が似ている新聞広告などの裏紙を使って練習し、本番のはがきに書いています。

 

しかし、毛筆でツルツル紙に書くので、筆が滑ってしまいますね。

 

また、ボールペンで書いた理由は、字が細いので、ちょっと書きにくくイマイチでした。

 

 

 今回展は、新たに名称が変わり、それに伴って、出品要項も変わり、今まで無鑑査だった方々も、また審査対象になるかもしれないということを事務局の方から伺いました。

 

なので、ちょっとドキドキ感がありましたが・・・・・、今回の結果は???

 

 

 

 

 

 

結果通知は、同じく 無鑑査「推薦書作家賞」 (上位約0.6%以内)でした。そして、直筆のお手紙も添えられていました(^^)

 

 

 

そして、例年3月初旬から、「大分空港」「ホテルベイグランド国東」に各1ヶ月、計2ヶ月ほど作品を展示していただいていますが、さらに今回は、9月には台湾でも展示していただけることになっています。

 

ただ、今、日本を含めて、世界がこのような状況ですので……。この状況が早く収束してもと通りの生活に戻ることを祈っています。

 

今回入賞された皆さまの表彰式は中止になりました。残念ですね。

 

 

それでは、この度も大変お世話になりました審査員の先生方をはじめ、あい国東、関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。

 

次回展へも引き続き出品させていただきたいと思いますのて、よろしくお願いいたします。

 

 

<追伸>

先日、「四国霊場八十八ヶ所」の巡礼を終えた方から、御朱印状を表装した掛け軸を入れる桐箱に揮毫をしてほしいという依頼を受けました。もちろんお礼は丁重にお断りしました。自己のありがたい練習の場ですので…。

 

以下、それを紙に書いた下書きです。今回は少々硬めの小筆を使い、とりあえず1枚だけ書いてみました。

 

 

桐箱の大きさに模造紙を切り、枠線や中心線など何も書かず、いつもの書道の作品づくりの感覚を信じて、その紙へ直に書きました。

 

もう少し練習してから、こんな感じで書いてみようと思います。ご依頼者の方には、この下書きを見せてOKをいただいています。

 

また、完成しましたら、ブログに掲載させていただきます。

 

本番は慣れない木の桐箱で、一発勝負ですので緊張しますが、頑張りたいと思います。

 

普段もいろいろ依頼があるのですが、忙しいですので、ほとんどお断りしています。また、今の仕事が終わったらお引き受けしようと思っています。その時は、ぜひよろしくお願いいたします。