先日〔9月15日(日)〕、『2024年8月度 毎日紙上書道展(兵庫展)』の結果が、『毎日新聞兵庫地方版』に発表されました。今回展で27回目の出品になります。
本展は、兵庫県外からの出品も可能です。『優秀賞』に選ばれると、作品写真と審査員の先生の講評が掲載されますで、大きな励みになり、また勉強にもなります。
本展は、各部門ごとに、年4回開催されます。「一般・高校生の部」の用紙は半切になります(他部門は、全て半紙です)。
詳細は以下をご覧ください。
次回の「一般・高校生の部」の締切は、11月第4土曜日(23日)必着です。
そして、本展の褒賞は、以下になります。(割合は、回によって多少変わると思います)
◎優秀賞(約15%)
※賞状、毎日新聞兵庫地方版に作品写真・氏名・審査講評等掲載
○佳作(約10%)
※毎日新聞兵庫地方版に氏名等掲載
・選外
本展では、前回展までに『優秀賞』を15回 受賞し、他の回は「佳作」でした。特に、ここ最近は9回連続で、『優秀賞』を受賞しています。
次に、今回展に出品した作品で、『賀蘭汗造像記』の半切臨書作品です。
普段、ほとんど書かない題材(北魏楷書)ですが、3枚だけ書きました。
先日のブログで、書家の方から、『この作品が気に入っています。』と言うコメントをいただきましたので、今回展に出品してみました。
ただ、造像記での特別賞入賞は、半紙作品で出品した「第50回 高良山書道展」の「ゆめタウン賞」受賞の1回のみです。
「孫秋生造像記」
それでは、今回展の結果です。
(有料会員の方のみの閲覧になります。すみません。)
今回展でも、『優秀賞』(上位約6%)を受賞しました。今回展で、ここ最近では、10回連続での『優秀賞』受賞になります。また、過去、計17回目の『優秀賞』受賞になります。
そして、今回展の審査講評です。
『伸びのある力強い線質で造像記を表現している。また、落款まで気脈が通っていて余裕がうかがえる。 』
今回展でも、大変励みになる講評をいただきました。ありがとうございます。
審査講評に、『伸びのある力強い線質』や『落款まで気脈が通っていて』とあるのは、腰のない超柔らかな筆で書いているからでしょうか?
今回展に出品した作品を書くのに使った筆は、インターネットオークションにて、7~8年ほど前に、2,000円で落札し、半切4~6文字くらいを書くときに使っています。
以下は、この筆で書いた別の作品です。以前、よく書いていた 空海「灌頂記」と、創作作品の「一點(点)素心」(右)です。
また、筆が違い、雰囲気も違いますが、半切創作楷書作品も掲載します。
それでは、この度も大変お世話になりました審査員の先生をはじめ、毎日新聞神戸支局の本展ご担当者の方に、心より感謝申し上げます。毎回、とても励にみになっており、いろいろなことへのやる気に繋がっています。また、次回展へも勉強のため、出品させていただきたいと思います。
<追伸>
いつもの出品作品郵送封筒です。また即興で書きましたが、あまり曲がらず、まあまあな感じで書けました。この封筒は、細字の練習になっています。