先程、下北沢・スタジオルゥにて開催された
『香瑠鼓ワークショップがめざすもの』Talk&Café
に参加して参りました。
 
香瑠鼓先生は著名な振付師で、CMや音楽等様々な分野で大活躍されている方です。
また、障害のある方達が参加する「バリアフリーワークショップ」を長年続けられており、独自の即興メソッドを開発、指導されておられます。
 
以前に何度かステージを拝見させて頂き、また上映会で鑑賞した渡邊世紀監督の映画「踊る!ホラーレストラン」にも重要な役どころで出演されておられましたので、私は一方的に知っていましたが、本日直接お話させて頂く事ができました。
 
香瑠鼓先生の「音」や「動き」によってコミュニケーションを行うメソッドや、自然とのコミュニケーション感覚、
また、
そういった方向性への目覚めのきっかけ等が、大変僭越ながら私ととても良く似ていると感じました。
先生もその類似性についてお話し下さいました。
 
私が武術を練る時、「戦闘術」としての側面の他、
「自然と繋がるメソッド」として練る事が多いのです。
天地人が一体化した状態で、龍の如く自由自在に心と体を舞い踊らせる。
そうして生命を活性化させるというアプローチ。
現代社会では、むしろこちらの側面の方が広義の「護身術(護心術)」と言えるのではないかと考えております。
 
また今回は長年の鬱を乗り越え、アフリカなどで様々な民族と交流されている竹原義人先生のトークもあり、マサイ族のそのシンプルで根源的な思想に、現代日本のストレス社会を解きほぐす解決策の一端を垣間見ました。
 
またCュタツヤさんの、ヒトの思考や状態を即興ダンスにしてしまうパフォーマンスを拝見し、発信一辺倒でなく、「受信」することの大切さと、そこからの「発信」の素晴らしさを目の当たりに致しました。
 
とても、とても濃く、深く、「生命とは何か?」という大テーマについて、心と体で学んだ時間でした。
 
香瑠鼓先生、竹原先生、Cュタツヤさん、本当にありがとうございました!
 
写真は香瑠鼓先生と。


 

旺龍堂代表 小幡良祐 RYOSUKE OBATA
ホリプロインプルーブメントアカデミー在籍
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