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海外旅行の体験談をダラダラと連載中!

帰って来た、真夏の夜の本当にあったコワスギルはなし叫び叫び


注  アパートにひとり暮らしの方・・・禁止


     22時以降には・・・禁止



不気味度: 満月満月満月満月半月





これは友人が暮らす木造アパートのはなしです。


実家暮らしをしていた友人は父親との喧嘩をきっかけにアパートでひとり暮らしをすることとなりました



木造で築12年 風呂とトイレは別々で1Kタイプの部屋です


1階と2階合わせ6戸が集まる集合式アパートです。


窓の向こうには都心の夜景が見えます


家賃は3万5千円 敷金礼金なし



その友人から聞いた話しでは、実家家から近くて安い物件を探していたら破格の値段で空いていたので即決したとのこと


友人の部屋は1階の101号室の角部屋



わたしは、引越しから2週間後に彼のアパートに遊びに行きました。


暑い夏、昼間は猛烈に太陽の熱が降り注ぎ、夜になっても蒸し暑さで体中からベタっとした汗が止まりません。


その夜、彼の部屋で冷たいビールを飲みながら軽く食事をしていました。


テレビや音楽は一切流さずに話に夢中になっている二人


時折、


パキッ!パキッ!


と言う音が部屋の至る所から聞こえて来ます・・・


「何の音?」


と聞くと、彼は知らない様子です。


この程度の音なら木造住宅によくある“家鳴り”だろうと気にも留めませんでした。



夜も深まり、夜10時を回ったころ


酒に強い彼は未だひとりでビールを飲んでいます。


酒に弱いわたしは、彼が淹れてくれたコーヒーを飲みながら長居していました。



窓を開けると涼しい風が部屋を通り抜けます。


いつしか蒸し暑さも治まり気持ちいい風が吹き始めました。



「今日、泊まろうかな~」


なんて半分冗談を言いながら絨毯の上に寝転がった瞬間のことです


突然


ドスンッ!


という音と振動が真上の部屋から聞こえました。


わたし: 「上の人帰って来た?」


友人: 「いや、二階の部屋は全て空室」


わたし: 「じゃあ、隣?」


友人: 「引越しのあいさつに行った時点では住んでいるのは103号室と203号室だけだった。 けど、203の住人は先週引っ越していったよ・・・」


彼の話しでは、今現在この集合アパートの住人は6部屋中、彼を含め2世帯だけ


もう1世帯の住人は彼の部屋のふたつ先で103号室


わたし: 「その後誰か入たのかな・・・?安いし駅からもそんな遠くないし・・・」


友人: 「そんな話し聞いてないな~・・・」


     「それにさぁ、さっきのパキッ!パキッ!とかドスン!って音はほぼ毎日夜になると聞こえるんだよ・・・!マジ気のなるよぉ~!」


パキッ!パキッ! という音は恐らく夏場の高温や高湿度が原因で木材が軋む“家鳴り”だろう。


真夏の暑い時期になると木造建築だと珍しくない、昼夜問わず聞こえて来てもおかしくない音だ。


この“家鳴り”は、わたしの実家でも良く聞こえる音で霊的なものではありません。


夜になると聞こえるパキッ!パキッ!と言う“家鳴り”は、彼は昼間ほとんど部屋にいないので夜だけと勘違いしているだけだろう・・・。


だけど、今回聞いたドスン!という音は家鳴りとは考え難い・・・。


そんな話をしていると、再び


ドスン!・・・ギィ~!・・・


と振動と音が響き、棚の上に置いてある座りの悪い置き物がコロっと床の上に落ちました!叫び


ドスン!とは、重たい荷物を床の上に置いたときような音?ドアが思いっきり閉まったような音?です。ドア


そして、ギィ~!!という音はフローリングに置かれた椅子椅子を無理に引いた時に聞こえるような音でした。


友人: 「おい!なんだよ!上って空室だよな・・・!?」


不審を感じた二人は外を見に行きました。


それぞれの部屋の窓から明かりが漏れていないか見て回る二人


しかし、明かりが漏れている部屋は彼の部屋のみで、もうひとつ住人が暮らす103号室も真っ暗闇でした。


そうこうしているうちに、終電を逃した私は、このアパートに泊まることに・・・


床の上に雑魚寝するように寝転がる二人、電気を消しテレビだけを点けた状態で話をしていました。


それ以降も規則性もなく鳴り続ける怪異音!ドクロ



ようやく迎えた朝


朝食を食べながら昨夜聞こえた怪異音について話していました。


「この際、ハッキリさせた方が良いよ、オレも手伝うし・・・」



そして、早速調査を開始した二人電話


その答えはあっさり出ました。


管理会社の担当者を問い詰めたところ・・・


このアパートは“家鳴り”がひどく怪奇現象叫びと恐れられ住人がすぐに出て行ってしまうそうです。


管理会社の担当者に、契約する前にどうして事実を隠していたのかと回答を求めると・・・。


当時の法律では(今でも・・・?)殺人事件や怪奇現象などの訳あり物件でも借り手側に事実を伝える義務はないそうです。


その後、その友人はそのアパートを引き払い実家に戻って行きました。




“家鳴り”は昔から妖怪が起こすもの(ポルターガイスト現象)として恐れられていたそうです。



現代では、気温差などで建築材などが軋む音として解明されていますが、現代でも妖怪説は残っているそうです。

しかし、このアパートで起こる“家鳴り”の原因は今となっては知ることはありません。


このことで周辺の相場と比べ飛びぬけて家賃が安かったり集合住宅の場合に、極端に空室が目立つなどの場合は訳あり物件の可能性があるということ、


そして、条件などで即決せず、物件や近所の様子などを事前調査する必要性が大切だと知りました。




以前こんなはなしを聞きました。


住人の殺人事件被害や自殺、病死などが起こった賃貸物件は全国的にかなり多いようです。


しかし、その様ないわく付き・訳ありの旨を告知する義務はないので借り手側が聞かない限り気が付かない場合もあるそうです。


周辺と相場が同じだから大丈夫だとは言い切れないということ。


賃貸物件を契約する前にそれとなく聞いてみることをオススメします・・・




                                           おわり