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☆琉陣☆りゅうじん☆のブログ

海外旅行の体験談をダラダラと連載中!

帰って来た、真夏の夜の本当にあったコワスギルはなし叫び叫び
不気味度: 満月満月満月満月満月 max

家から車で30分くらいの場所に気軽の登れる○○山があります。

車でも登れる広め目の山道でゆっくり歩いても60分ほどで山頂まで登れる山です。

これは高校生のころのはなしです

友達と3人で懐中電灯を持って夜間登山をしていました。

最終バスバスで終点まで行き、そこから登山口まで歩いて山頂を目指し、始発のバスで帰宅というスケジュ

ールでした。


季節は秋

肌寒く厚手の上着が必要でした。

上着を着込み、ラジオを流しながら山を登っていました。

外灯は一本もなく真っ暗闇の山道

前を見ても後を見ても延々と闇が広がっています。

秋なのに虫の声すら聞こえません。

時折、小さな蛾が懐中電灯の光に寄って来ます。


寒さと不安、そして闇の恐怖に震えながら歩みを進める3人

すると・・・、

「おぉぉ~!・・・なんだか変な寒気がするよ~!

と、ひとりの友人Y君が両腕を抱え込む様に立ち止まりました

「そりゃ~今日寒いからな!

なんて言いながらその時は笑っていました。

そんな、Y君の冗談?をきっかけに、夜間登山をしながら怖い話が始まりました・・・。

テレビで見た怪談話やホラー映画の話をしていると恐怖感が膨れ上がっていきますドクロ

そのときに限って乱れるラジオの電波・・・。

ザァァ~ザァァ~・・・!ウッ・・・!アッ!(ラジオの声が途切れ途切れの様子)・・・ザァァ~ザァァ~・・・ザァァ~・・・!
・・・
・・・。

食料や水など重い荷物を持っての登山だったのでちょっと休憩することに。

前日の雨で登山道はぬかるみ、腰を下ろす場所がありません

ちょっと腰を下ろして休むために近くに座るところがないか探していました。

もうひとりの友人K君が山道をはずれ、森の中へ入って行きました。

そこには、薄汚れた白いロープがだらしなく張られていました。

どう言う意味かは分かりませんが、ロープの真ん中辺りに“立ち入り禁止”と書かれたプレートが掛かって

います。

その、“立ち入り禁止”の文字が書かれたプレートは風雨によって文字が薄れうっすらと読み取れるほどで

した。

“立ち入り禁止”の結界のさきには、木造のベンチが二つ並んでいます。恐らく登山客のために設置したのでしょう。

隣には木造のテーブルが取り除かれた跡もあります。


休憩中、そっと頬をなでるやさしい風が吹いていました。

わざとライトを消してみたりふざけながら休憩です。

ふと風向きが変ったそのときです!

うわぁっ!!・・・

異様な臭いが鼻を付きました!叫び

それは何とも言えない、これまでに経験したことのないひどい臭いです。

生き物が死んで腐乱したような・・・?叫び

真夏の生ゴミが腐ったような・・・?

この休憩場所を発見したK君がライトを持ち森の奥の方に入って行きました

彼に続く二人

K君の“おいっ!”っと呼ぶ低い声

K君が照らすライトのひかりの先に、何やら白い蓋付きのバケツがふたつ置いてあります

片一方は倒れています。

そのバケツの周りには大量の大小のハエたちが異音と共に飛び回っていました!

ヴォォォ~~ン・・・ヴォォォ~~ン・・・ヴォォォ~~ン・・・!

まるで、壊れた換気扇が放つような異音です!

ライトに照らされても構うことなくバケツの周囲を飛び回るハエたち!

それはまるで、映画で観た甦りの儀式のようです。

普段聞くハエの羽音とは明らかに違う音です!

白いバケツ中から赤い液体?物体?が透けて見えています。

激臭と中から透けて見える赤い物体に吐き気を催す三人叫び

鼻を覆ってその場を立ち去りました・・・・。


その後、バスもなく帰ることの出来ない三人は夜間登山を続けることに・・・

ちょっとした物音にビクリと反応する三人

気を紛らわす為と寒さの為、山頂で焚き火をして過ごしました。



そして朝を向かえ、バスが出る時間なので下山することに

その立ち入り禁止のロープの前を通るのが怖いので別ルートで下山することになりました。

いつまでも鼻の辺りに残る異臭、思い出すだけで吐き気がします。


その、白い蓋付きのバケツから透けていた赤い液体?物体?の正体は未だ分かりません。

しかし、今言えることは病院の手術室から出た大量の血液が付いた医療廃棄物を入れるコンテナに似てい

る気がします。

もちろん、当時見た白いバケツと医療用のコンテナでは色が白いというだけで形も透け具合も違いますけ

ど・・・。


あの“立ち入り禁止の”結界は何を意味していたのでしょうか?
そして、ハエたちが大量に飛び回っていたあの白いバケツの中身は・・・?
あのバケツは、その後どうなったのか・・・?

その後の三人は、二度とあの山に行こうとは言い出しませんでした。

未だにあの臭いを思い出します。

                           こわ~い実話集9・・・立ち入り禁止