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自分の読んだ本について書きたいと思う。


タイトルは、「日本人は日本を出ると最強になる。」それはなぜか。日本人というのは本来非常に高い能力を持っているからである。しかし日本人は日本が島国であるという特性ゆえにガラパゴス、つまりは特殊な進化を遂げてしまっているのだ。日本の常識は世界の非常識であるということを理解すること、そして日本という国を客観的に見られるようになること、これらを達成することで最強の日本人になることができるのである。

この本の中では、以下の5つの章で話が構成されている。


1、海外でも仕事のできる人の10の条件

2、外国人にも負けない人の10の特徴

3、海外で暮らすと得られる10の幸せ

4、日本にいては成功できない10の理由

5、日本をもっとよくする5つの提言


これらは要するに、なぜ外国で成功できるのか、はたまたなぜ日本では成功できないのかが書かれている。それらを3つにまとめると、


1、根本的に外国の人に仕事で勝てると思っていない

→外国のことをあまり知らないことからの勘違い


2、強いリーダーが育たない日本

→チームワーク重視に育てられているので個性がない


3、会社色に染まらないくらい強い自分の意見を持てない日本

→日本では「役職」のために働いていて、実力が見合っていない人が多い。


これらから言えるのは外国にこそ学ぶべきものがたくさんあるということ。外国の人を知ることで自分自身が世界基準でどのレベルにいるのか知ることができるし、外国の企業では意見重視なので強いリーダーシップを得ることができて、役職に見合った実力を身に付けることも可能なのである。


ここでこれらに関連する日本の企業を紹介したいと思う。それは日産自動車である。1999年、瀕死の日産自動車を立て直したのは最高経営責任者であるカルロスゴーン氏。数々の改革を実行して見事に立て直した。しかし、それはあくまでゴーン氏が一から改革を考えたのではなく、ゴーン氏が来る前にすでに日本人によって練られていたものであった。つまり、瀕死の企業を立て直す改革を考えるくらい日本人の能力は優れたものはあるのだ。要するに、それを実行させることができるだけの強いリーダーシップを持った人材が不足していただけである。強いリーダーであるためにも時には会社全体の反対を押し切ってでも、悪者になるとしても改革を推し進める必要もある。この日産の事例もアイディアはあるのに、それを実行させるだけの強いリーダーシップを持った人材が不足していたから起きたものである。だからこそ、一度海外に出て日本という国のガラパゴスを今一度理解し、今日本に足りないものを外国から学ぶ必要性を強く感じた。