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高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。


前回は奇跡の蘇生などと力んで次回への期待を煽りましたが、話を誇張したものではありません。

私の人生にたしかに起きた出来事で不思議な事の連鎖と言ってもいいほどのことではありました。




それでは《私の秘密》始めましょう。


あの日のことは、断片的に記憶が有るのです。

もちろん私は頭部を大きく損傷し、意識もない状態でしたが夢を見ているような記憶が有るんです。


そのひとつは、乗っていたクラウンの開かれたドアの輪郭です。

その形がハッキリと見えていました。

そして次は見えたのではなくて聴こえた言葉でした。


それは、多分救急隊員の話し声だったのでしょうが、

《この人は無理》そう聴こえました。

そのあと顔に白い布をかけられたことを記憶しています。


その次に記憶している事は

ちょっと変わった夢です。

多分、事故現場ではなくて

病院の中に入ってからではないかと思っているのですが変な夢を見ました。


どんな夢か。


それは私が広い草原のような場所を歩いています。

空が頭の上いっぱいに拡がっているんですが、その空の色というのが、現実感のまったく無い空で空の色や

雲の色も自然界に有るそれとはまったく違っていたんです。

このBlogで何回か前に取り上げさせて貰った小林正樹監督の『怪談』にあります《雪女》の物語、それに出て来る空の色と雲の形というか風景全体がそっくりでした。


そんな空の下を私は何処へ向かっているのでしょうか

何処へ向かっているのか解らない私が歩いている所は普段あまり見ることのない綺麗な色の花々が一面に拡がっている花畑のような所で、その花畑をよく見ると

花々の下をきれいな水が流れているんです。

それは、例えて言えば山葵畑のような感じでした。

その花畑の先に誰かが私を待っているような気持ちがしていました。

誰なのかも判らない待っている人に向かって私は歩き続けていたのです。

    今日もこの辺で

このBlogをご覧の皆様に申し上げます。

今年もあと数日となりました。

今年一年ありがとうございました。

来年が皆様にとって素晴らしい一年で有りますように。は