ふと気がついた事 | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。



 ふと気がついた事なんですが、私はあと何日かで74歳になります。
お爺さんですね。
その私が最近きがついた自慢話が有るんです。

皆さんはご自分の歯は何本くらい自前のモノですか?
私より歳の若い人でも、虫歯にヤラレていたり、その他の理由で自分の歯を何本か失っている人、多いんじゃないですか?

私は、先ず歯科医院に行った事が21歳の時に一度とその1年くらい後にもう一度しか無いんです。
二回共、親不知を抜いて貰うためでした。

ある日の朝、洗面所の鏡の前でなんとなく、口を開けて中を見ていると、奥歯の
一番後ろの歯茎の処に小さく白い歯が見えていたんです。

頻繁に歯科医院に通っている人なら、そんなことは考えずに歯科医院へ向かったのでしょうが、なんと言っても歯科医院に縁の無い私は、『だんだん、歯が生えて来るんだろう』なんて勝手に思ってしまいました。

1〜2カ月過ぎた頃に、口の中を覗いて見ました。

あの場所には小さく見えていた歯の姿はありませんでした。
『あ〜、潜っちゃったのかな、そのうちに出て来るだろう』そんな簡単な考えでいたのです。

その日から、数ヶ月は過ぎていたと思いますが、突然私の顎の左側に激痛がはしったのです。

堪えようの無い痛みでした。
顎の左側から始まった痛み
は足を一歩踏み出す度に、その些細な振動が激痛となって顔中に広がります。


夜も眠れない日が続きます。
とにかく痛い。

激痛が始まって三日目、私は我慢出来ずに歯科医院の門を潜りました。

最初にレントゲン撮影。

そこに映っていたのは
→↑↑↑↑こんな感じの私の顎の部分です。

《水平恥歯》そういう名前を教えられました。

それから一年以上が過ぎた頃、今度は右下の奥歯に親不知を見つけました。

その時の痛みが忘れられなかった私は、直ぐに歯科医院に行きました。
最初の親不知の時は医師と看護師と事務の人迄出て来て大騒ぎして抜いて貰った記憶が強烈に残っていた為に、急いで行ったわけです
設備も整った歯科医院だった為に、処置も完璧だった事を覚えています。
その後、50年近く時間が経ちましたが、歯医者に行くことも無く、私は生きています。
こんな話、面白く無いか。