社会人プロレス誕生〜弍 | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。



忘れていた事がいろいろと

思い出されて来ました。


楽しかった事や、辛かった事。


楽しかった事?

辛かった事は幾つもありましたけど、楽しかった事はあったのかなぁ。


きっと有った筈です。

それを消してしまうほどの

ものがあったからなんだと思います。

後になってわかったことですが、プロレス界の人はよく言いました。

『結局、プロレスのことはプロレスラーにしかわからない』

すべてをこの言葉で片付けようとする。


あっ!コレは私が谷津嘉章に出会った頃、今から三十年以上も前のことですから

きっと今はこんなはずでは無いと思いますが、その頃はこういう感じでした。


その理由は、多分プロレス特有の、リングの中に彼等がほ、

一般のと言いますか、プロレスラー以外に隠しておかなくてはならない事があったからなんでしょう。


現在では、それも話題にする人は少ないと言うか、もう居ないように思います。


私がプロレス界に身を置いていた頃は、そんな時代だったのです。

『ケイフェイ』こんな言葉をご存知ですか?

現在、プロレスファンの方達はこの言葉をどのように意識しているのでしょう。

次回はその辺のところを話したいと思います。