残った人生の時間を大事にして、自分の子供の頃からの夢を実現しようとの思い
。
でも中々てきぱきとはいかない、物語が降っては来ない。
苦労してなんとか輪郭がぼんやりはして来たのがあります。
作品として形が整うには、まだだいぶ時間がかかると思いますが、輪郭だけでも
話してみようと思います。
先ず、物語が始まる場所は風光明媚な海岸線を誇る小さな街。
ある日、十代迄この街に住んでいたと言う人間の顧問弁護士を名告る人物から役場に連絡が入る。
弁護士の話では、クライアントの企業の代表者が都内に拠点を持ち自ら裸一貫で起業した会社が予想を大きく上まわり海外にも支社を持ち新規事業も次々と展開している。
その企業が創立三十周年を間近にして社長からの提案で、この佳節を迎えるにあたり、そこから五十年、百
年へ向かって躍進を続けて行く為にこの三十周年を記念して形になる物を残したい、あれこれ思案を重ねた結果、今日の自社の発展は自分を育んでくれた故郷の海や山河があったればこそだという結論に達し、その故郷の益々の発展のためになるような事業を展開しようという考えになり、あの街で必要としているもの、困っている問題などを教えて欲しいという話だった。その電話は総務課の女性職員が取ったのだが、話が話だけに、直ぐ総務課長に電話を繋いだ。
総務課長から助役へ、そこから秘書課へ。
秘書課で弁護士なる人物と細かい話が行われた。
秘書課長は要点をまとめて市長へ報告した。
突然の弁護士の話しを聞いた若い職員達は単純に喜んだりしていた、だが幹部連中はそうでは無いようだ。
市長室へ秘書課長が入ってかなりの時間が過ぎて、続々と市長室に幹部連中が集合する。
いきなりの申し出だから不審がるのは解るのだが、それにしても何か様子がおかしくも見える。
市長室へ集まったのは、幹部職員だけではなかった。
警察署長、市議会議長をはじめ市議会議員数名。
それに、消防署長、漁業組合長、以外には所謂民間人もいた。
この街の有力者達である。
一週間後に顧問弁護士は役場にやって来る。
その後、この街出身の社長が来るという。
この街の重鎮達は何を心配しているのだろう。
こういう物語を作っています。
完成したら此処に載せます。
楽しみにしてください。
物語の結末は、今皆さんが考えているものとは多分違うはずです。
