次に書くものが決まりました。 | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

おはようございます。


朝から失礼します。


思いのほか長くなってしまった『忘れて来た約束を探して』が終わってから、次の書きたいものが見つからず、身辺にもいろいろあって、とても執筆という訳にはいきませんでした。


それにしても、ひどいできでしたねぇ。

アレは。

ただ、完結させようと思ってました。

それをやって、初めて前に踏み出せると考えました。


だから、完成度は二の次だったのです。

そんなものを読まされた皆さんには迷惑な話でした、と思います。


実は、スクラップを整理していて見つけたものがあります。

私が何を思ったか、《紙芝居》を創ったことがあるんです。

私が、四十歳の頃でした。


当時は父親も存命していて毎日、いろいろ楽しくやってました。

プロレスにもまったく縁のない穏やかな時代でした。


父親に言われて買った本がありました。


《NAM》という本です。


ベトナム戦争の背景や悲惨さを報道写真と記事でまとめた、たしかB1の大きな本でした。

父親は大事に観ていました。


私は《紙芝居》をやることが決まった時に、その《NAM》をバラバラにして材料にしてしまいました。

《NAM》は定価が9,800円。

高い本でした。

《紙芝居》は大成功でした。

と私が買ってに思っています。

総制作費、1万数千円。

大作でした。


観客数、10数名。

半数が未就学児童。

この《紙芝居》は音響効果もあり、BGMもありました。

その台本が見つかったのです。

タイトルは

『コスナーさんの思い出』

次から連載しますから、是非読んでくださいね。