おはようございます。
朝から失礼します。
思いのほか長くなってしまった『忘れて来た約束を探して』が終わってから、次の書きたいものが見つからず、身辺にもいろいろあって、とても執筆という訳にはいきませんでした。
それにしても、ひどいできでしたねぇ。
アレは。
ただ、完結させようと思ってました。
それをやって、初めて前に踏み出せると考えました。
だから、完成度は二の次だったのです。
そんなものを読まされた皆さんには迷惑な話でした、と思います。
実は、スクラップを整理していて見つけたものがあります。
私が何を思ったか、《紙芝居》を創ったことがあるんです。
私が、四十歳の頃でした。
当時は父親も存命していて毎日、いろいろ楽しくやってました。
プロレスにもまったく縁のない穏やかな時代でした。
父親に言われて買った本がありました。
《NAM》という本です。
ベトナム戦争の背景や悲惨さを報道写真と記事でまとめた、たしかB1の大きな本でした。
父親は大事に観ていました。
私は《紙芝居》をやることが決まった時に、その《NAM》をバラバラにして材料にしてしまいました。
《NAM》は定価が9,800円。
高い本でした。
《紙芝居》は大成功でした。
と私が買ってに思っています。
総制作費、1万数千円。
大作でした。
観客数、10数名。
半数が未就学児童。
この《紙芝居》は音響効果もあり、BGMもありました。
その台本が見つかったのです。
タイトルは
『コスナーさんの思い出』
次から連載しますから、是非読んでくださいね。