国民を護るための政治家・役人は存在するはず。 | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

『死神』くんの前に立った市役所の担当者は笑顔で言った。


『素晴らしいご提案を、今回はありがとうございました。
早速、活用出来ますように調整して参りますが、今年度の予算はすでに決まっているために、この件は、来年度の予算に組み込もうと思いますので・・・』



私は言った。


『コロナが日増しに社会に影響を深めている中で、あと何人自分の街の市民を殺したいんだ』


その私の思いを


『死神』くんが


正確に伝えたかどうかは



わからない。



そこから始まった役所との



戦い。




不毛な戦い。





ファイト❗️




戦う俺たちのことを




戦わないあなた達は




きっと嗤うんだろう。




あの歌は




まるで


俺たちの



BGM。



不毛な戦いは



八ヶ月続いた。




工事は




始まった。



一日も早く



『感染』の抑止になりたかった


でも


なれなかった。


人は、前代未聞という。



人は、古今未曾有と表現する。



役所は




かつてない



ウィルスと



それがおよぼす被害を



過去の慣例を


バリケードにして戦おうとする。




そのバリケードは


コロナウィルスへの



防御にはならない。



俺たちの前進を



阻むだけだった。




ファイト❗️



戦う俺たちのことを



戦わないあなた達は嗤うだろう



あの歌が聴こえてくる。


今、金があれば・・・・

      【さらに続く】