そして、佐野直喜選手も引退を発表した。
私が驚いたのは、二人が引退を決めたことよりも、その年齢だった。
中西学、52歳。
佐野直喜、54歳。
もう中年のオヤジになっている。
もっとも中年という概念がだいぶ変化したので、一概にはオヤジとは言えないのだが。
まぁ私も今年の夏、7月が来れば68歳。すでに老人のグループに入っている。
男性の平均寿命が81.09歳だそうで、それを考えると私はあと10年と少しでこの世を去ることになる。
人生なにがあるかわからないから、突然に、なんてこともあるかもしれない。
まぁ、そんなネガティブなことばかり言っても仕方ないので
話を先へ。
中西学選手達の引退も去ることながら、ついに1月4日と5日の新日本プロレス東京ドーム大会であの獣神サンダーライガーが引退をした。
新日本の東京ドーム大会は二日に亘って開催されたと聞く。
私がプロレスに関わっていた頃は第三次黄金期のように言われていたが、実際には内実の伴わない、言ってみれば『バブル』であった。
需要を無視した、自分達の都合の団体設立が相次ぎ、あっという間に三十を超えるプロレス団体が誕生していた。
冬の時代〜としか言いようのない、そんな年月を過ごしていた。
新日本プロレスの東京ドーム大会は毎年正月に開催されてはいたが、集客には苦労していたようである。
それを思うとドーム興行が二日間連続してというのは、まさに『時代は変わる』である。
そして、その東京ドーム大会で獣神サンダーライガーが引退するのである。
獣神サンダーライガーは、当時不況のプロレス界にあって、ひとり頑張っていた。
『レッスル夢ファクトリー』と『獣神サンダーライガー』一見して縁を感じないこの取り合わせは、意外にも繋がりはあるのだ。
次回はその事を書いてみようと思う。