地震 | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

西麻布にあるビルの8階に、私は居た。

わずかに突き上げるような振動を感じた。

《地震⁈》

気のせいかとも思ったが、薄いテレビが揺れている。

《やっぱりだ。》

数分後、九州熊本で大きな地震があったのを知る。

震度 7。

私の頭の中で、被災した地域に対する漠然とした心配は、具体的なある人物の顔に辿り着く。

彼の携帯西麻布電話をするが、発信音すらならない。

東北の時もそうだった。

彼は、大丈夫なのか?


数分後、LINEで交信が出来る。

一安心。

思えば、私は、地震、台風などの自然災害の時に彼に必ず連絡をすることが習慣になっている。

今回も無事だったことで、何よりだ。

何も出来ないが、被災された皆さんには、お見舞いの言葉しかない。