復活!M-Ⅰ グランプリ | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

早いもので、《笑い飯》という風変わりなコンビ名の二人が覇者となってから五年が過ぎたそうだ。
そして、復活したM-1グランプリの覇者は《トレンディエンジェル》だった。

敗者復活枠からの栄冠だ。

私が不思議だったのは、その敗者復活枠に《ナイツ》がいて、予想外のネタを披露したことだった。

ボケとツッコミを普段とは逆にしていたのだ。

敗者復活枠に《ナイツ》が居ることを知って、私は彼らが漫才の凄みを見せると思い、敗者復活枠からの大逆転劇を演じることを勝手に想像していました。

結果は周知の通り、同じ敗者復活枠から勝ち上がった《トレンディエンジェル》がM-1グランプリを獲得した。
予想外だった。
《ハライチ》《ジャルジャル》も出てはいたが、勝てなかった。

登竜門的なイベントなのかどうか、主催者側の意図は知る由もないが、もしそうだとすれば、連覇を狙ったり、すでに立場を作り上げたベテランの挑戦など必要ないのだろう。

新人なのだ。必要なのは。

強烈な個性と、輝く未来が垣間見える様な新人なのだ。
お目当の芸人の、いぶし銀の芸が見たいなら寄席に行けばいいのだ。

ライブを観劇すればいいのだ。

テレビというメディアが欲しいのは、目新しい存在なのだ。

私の様な老人には、熟練に裏打ちされた芸や演技の方が安心出来る。

これでは、既に私自身が現役ではないのかもしれない。