秋が来て、人生の秋を思う。 | 高田龍の《夢の途中》

高田龍の《夢の途中》

気がついたら、72歳に成ってました。
今までずいぶんたくさんのことを書いて来ました。
あと何年生きられるのか判りませんが、書き続ける事が生存確認でも有りますし生存証明でもあります。
宜しくお願い致します。

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昨日のこと。

日本の各地に甚大な被害の爪痕を残した低気圧の通過したあと、我が家近くの路に落ちていた栗の実。

毎年、狂ったような暑さの夏がいつまでも続くこの街にも、秋は少しづつ来ています。

春夏秋冬は自然の理なんですね。

犯罪史に残るだろうと思える殺人事件が起きました。

まだ幼い子供を含めて、なんと六人の人達が犠牲になりました。

そして、テレビで活躍する元女子プロレスラーでタレントの乳癌報道。

WJの頃、彼女とは何度か挨拶を交わす程度でしたが、その夫とは、チケット販売の営業に一緒に歩いたこともあるので、胸が詰まります。

今朝は、寝起きにテレビのスィッチを入れると、著名な女優の訃報が 報道されていました。

私は六三歳。

今年は、春に八歳上の姉が亡くなり、知人にも亡くなった方がいます。

若い時には、まったく感じなかった感覚ですが、最近は、周囲の訃報に『俺の順番はまだなのか』という気持ちが湧いてきます。

得体の知れない焦りがあるんです。

少しでもやり残したことを片付けなくては、少しでも生きた証を残しておきたい、などと思うことが多くなりました。
六十歳目前にした頃、私は会社を潰しました。

『還暦浪人』とでも言いますか。

それから四年が過ぎてしまいました。

今はもう、大した欲も有りません。

大した夢も有りません。

私が死んだあと、子供達《と云っても、息子は三十歳を過ぎました》や、周りの人たちに少しでも迷惑をかけないようにしたい。

そんなことばかり考えています。

私には、今に見ていろなどという脂ぎった意気込みはありません。

もう一度ビッグなカンバックを、なんて肩に力も入れてません。

ただ思うこと、それは。

迷惑ばかりかけてしまっているあなたへ。

期待に応えられなかったあなたへ。

信じてくれたあなたへ。

私に関わることで貧乏クジを引いてしまったあなたへ。

私の子供として生まれたために、幼い頃苦労ばかりさせてしまったお前達に。

そして、書き連ねたすべてのことを心の底にしまって永い永い年月を耐えてくれているあなたへ。


少しばかり、ニッコリして貰えるような人生の終い方をするつもりです。

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