世の中は海老蔵、海老蔵で明け暮れているうちに、12月も半ばを過ぎてしまい、ちまたには相も変わらず殺伐とした事件や、悲しい出来事が多い。
つい最近も何処かの県議選で、めでたく当選を果たした候補者の選挙事務所にトラックが突っ込み、停めようとした候補の身内の方が、轢き殺されたという、惨たらしい事件が起きた。
現場近くに乗り捨てられていた犯行に使用されたトラックは盗難車だったそうで、不慮の事故から逃げ出したという様なものではなく、明確な意志の基に行われた、テロである事は明らかである。
それでも、この国の人々は、次第によっては民主主義に対する挑戦であり冒涜であるこの事件を、テロだと捉える事もなく、調子に乗った歌舞伎役者の酒の上の喧嘩騒ぎの顛末の方が興味津々の様だ。
いくら平和ボケを決め込んでいても、世界は、何時までもそれを許してはくれない。
政治家諸氏も御自身の発言には、よくよく、慎重さと責任を持たれたほうが宜しいのではと思う。
わが国の人々をごまかしてきた様な、不真面目な態度は外交の場では通用しない事が判らないほどの馬鹿ではないとは思いますが…。
この小さな国の周囲が危機的要素を孕んで風雲急を告げている、と言ったら、大袈裟でしょうか。
私自身もそうなのですが、平和を守る為の小さな一歩を、一人一人が踏み出す時だと思いますが、賛同して頂けますか?
ところで、暑さで有名な、我が街熊谷は、寒さも半端ではないのです。