京都でお世話になりました 元タクシー乗務員の内緒話 -49ページ目

京都でお世話になりました 元タクシー乗務員の内緒話

京都の元タクシー乗務員が運転手時代の話から時事ネタ、プライベートな話まで好き勝手に語ります
ワガママ気まま人の意見は気にしない空気は読まない私なので何が飛び出すかはわかりませんので…

手術が終わり、ベッドでICUに運ばれました

私のベッドのまわりには母と姉、そして嫁がいました

元気?に手術室に向かった私はまだボケっとしたままです

今でも記憶が曖昧です

ただ、息を吸うと胸からお腹から凄く痛い
息を吐くときもいっしょ

あまりに痛いので息を止めると苦しいというどうしたらいいかわからない状態です

結局、痛みに耐えれず気絶するように寝てしまったんだと思います(笑)

普通、開腹手術は背中から痛み止めの点滴かなんかをさしてから手術をするので、術後はそんなに痛みが無いらしいのですが、私の場合は肝臓の関係で痛み止め無しでの手術でした

つまり、手術が終わり目が覚めた時点でお腹を思いっきりナイフで切られて縫った後とほぼ変わらない状態やったんです

死ぬ程痛かったです(笑)

それ程の事をやらないと私の体は手術できなかった訳やし、そうなれば命のカウントダウンがまた再起動する訳ですから仕方の無い事やったんです

それから三日間、現実か夢かわからないような時間を過ごしました

私の手術の簡単な内容

まずお腹を縦から ノ の字の形に切る
そしてそこから横隔膜を切り、肝臓をまるまる外に出す(痛!)

肝臓にできた癌を切る(二箇所)
一箇所は動脈に引っ付くようにできていました

大きさは私は見ていませんが、嫁によると小指の先くらいともう一つは結構大きかったそうです
手で表現してくれるんですが、親指と人差し指で丸を作って指の間が3センチくらいやったみたいです

そして、元の場所に肝臓を戻し、お腹を閉じる

今は腹腔鏡手術が一般なんで肝臓癌でこんな手術は普通やらないそうですが、私の場合はこれしかできなかったそうです

四日目、やっと苦しいのがましになりました
と言ってもまだ体を動かすことができません
術後、初めてiPhoneを手に取り写真を撮って嫁に送りました

体からはたくさんのチューブやら点滴やらがついていました

手術って手術している時間はわからないのでいいんですが、手術前は飢えに苦しみ(笑)
手術後は痛みに苦しみとなかなか大変やったんだとしてから気づきました

ただ、私の場合は特殊な例で他の手術した人に聞いたらやっぱり麻酔が効いていて術後はそんなに苦しくないそうです

もし、これから手術される人がいたら安心して下さいね!

そして、二週間程して無事に退院しました

ただし、その時点ではお腹の痛みを抱えたままでした

11月になる手前、あれだけ暑かったのに今度は震える程の寒さを感じながら家に帰りました

嫁は私の為にほぼ毎日、病院に通い私を励まし支えてくれました

ここにはそういう話を書いていませんが、二人の絆はこの病気のおかげで本当に強くなりました

自宅療養している間、嫁に感謝の気持ちを込めて、たくさん喜ばせたいと思っていましたがなかなか体が思うようにいきません

まだまだ苦しい毎日が私を待っていました