すっかりクリスマスムードになってきましたね。トランス男子のリュウくんは、サンタさんにお願いするプレゼント選びで携帯と睨めっこしてます。
ウチは「サンタさんを信じない子どもにはプレゼントはない」と言っているので、高3の長女ですら私の前では信じている猿芝居を演じます。
さて、先日の中学校との面談で部活動に関しても話がありました。進学予定の校区の中学はリュウくんが小学1年から習っているサッカー部がありません。
なのでサッカーしたい子は校区外のサッカー部のある中学に進学するか、個別にクラブチームに所属しているようです。それを知っているリュウくんや同じサッカー教室のお友達も
サッカーではないどの運動部に入るか、6年生になった頃から話題になっていたようです。で、リュウくんが入りたいのはバスケ部。
バスケットを習っているお友達と「一緒に男バス入ろう」となったとの事。はじめに現実を伝えないとと思い「男子バスケ部には入れない思う。
もし学校の理解で入部できたとしても、対外試合には出られない」事を説明しました。私自身、中学高校と県では強目の運動部に所属していて
部活していて良かったことはたくさん経験してきました。リュウくんにも好きなスポーツに打ち込んでもらいたい気持ちがあるのですが
男子として運動部に入部は出来ません。で、進学予定の中学校に男女混合の運動部があるか聞くと、唯一野球部だけと教えてもらいました。
野球部なら試合にも出られるようです。リュウくんに伝えると、リュウくんの中ではあまり野球が魅力的ではない様子。数日後、「友達(男の子)と一緒に茶道部入る」と言ってきました。
まあ入学して部活動見学してから決めたら良いよ、と伝えました。運動部に入って欲しい気持ちもありますが、夏場にナベシャツ着てスポーツするのも体調に対する不安があります。
中学校との話し合いでは体が激しく接触する柔道の授業をどうするか、水泳をどうするかなども話に上がりました。どちらにしてもリュウくん本人の意向を確認しないといけないので
そう言った授業が始まる前に、その都度リュウくんも交えて話し合うこととなりました。体育の授業は柔道と水泳以外は男女共習との事なので
意外と問題はなさそうでした。部活に関しては私自身が男子部に入れるとも思ってないので、リュウくん自身がどう折り合いをつけていくのか、見守っていきたいです。