先日、小学6年生のFTMのリュウくんの修学旅行がありました。帰ってくるなり機関銃のように楽しかった話を家族それぞれにしていたリュウくん。
私から担任の先生には、出来るなら男の子と同じ部屋にして欲しい事と、細かい確認事項はリュウくん本人に聞いて欲しい事を伝えてました。
担任の先生からは「こういう事を本人に確認します」と、その都度電話で連絡があり、その中で「お風呂は自分の部屋のお風呂か
保健室として借りている部屋のお風呂(女子の宿泊階にあります)、担任である先生の部屋のお風呂(先生は男性です)の3つからSさん本人に選んでもらおうと思います」との事。
家族旅行でユニットバスの使い方は知っているし、家でもシャワーは10分かからずに出てくるリュウくん。私は自分の部屋のお風呂を選ぶんだろうな、と思ってました。
リュウくんに聞くと「先生の部屋のお風呂に入るよ。自分が部屋のお風呂に入っている時に同室の子がトイレしたくなったらお互い困るから」と意外な答え。
リュウくん本人が安心できる入浴方法を提案してくれた先生に感謝です。私が勝手に「自分の部屋のお風呂でいいですよ」と決めてしまわず良かったです。
ホテルの部屋は朝一緒に登校している男友達と、支援学級の同じクラスの子の3人部屋。コロナの関係で部屋の行き来は禁止の中、ホテルでの夜の自由時間は
同室の子たちと支援学級の担任の先生(男性)で、トランプやUNOでとっても楽しかったそうです。修学旅行は遊園地や水族館、サファリパークなど
遊び満載のスケジュールの中、部屋の自由時間が一番楽しかったと言うほどでした。おそらく、リュウくんが困らないように見守る意味もあって
その部屋割りにしてくれたのではないかと思います。朝、一緒に登校している友達は小学校に入ってからの付き合いなので
リュウくんの性別のことを知っているのかどうかわかりませんが、部屋割りを決める前に「一緒の部屋になろうや」と誘ってくれたそうです。
他にも保育園から一緒のお友達にも誘われたようで、バスの座席と合わせて熟考してました。身体の成長に関しては関わる必要があるけど、
今の小学校の生活やお友達関係はリュウくんに任せて見守っていきたいです。
修学旅行前に用意したのは、ブログで教えてもらった生理用の吸水ショーツと新しいナベシャツです。吸水ショーツはリュウくんから「もしもの時のために買って‼︎」と言われ、やっと用意しました。
ナベシャツは頼むのが遅かったせいで、修学旅行から帰ってきたその日に届きました💦←間に合わずにめちゃめちゃリュウくんに怒られました…。