気がつけば1年以上ブログから遠ざかってました。








トランスジェンダーのリュウくんはもうすぐ5年生、第二次性徴が始まる時期です。









実はこの一年で我が家の環境が一変しました。コロナ禍での初めての緊急事態宣言中、夫と別居しました。







別居後は私は快適すぎて、些細なことでイライラしていた事もなくなり、子どもたちを怒ることも激減。







もっと早くに決断しておけば、と思うくらいです。








私自身は良いことづくめな別居生活ですが、パパ大好きな下2人にはいろんな葛藤があったようで、







リュウくんの姉である次女のメンタルが低迷しました。ちょうどコロナでの休校も重なり、気持ちの持っていきようがなかったのでしょう。








リュウくんがもし「生きるのが苦しい」と思った時に走るである行動に対する親としての対応を、まさか次女で発揮するとは…。








子どものおかげでいろんな体験をさせてもらってます。少し落ち着きつつある次女を見ながら、少しでも予備知識があって良かったとつくづく思います。








別居に関しては、子どもたちに申し訳ない気持ちもありますが、母親として私自身が笑顔で居れる環境じゃないといけないと思う気持ちの方が強く








今の形をとりました。離婚に至ってないのはリュウくんが「離れて暮らすのは良いけど離婚は嫌だ」と言うので保留中です。









次女やリュウくんは好きな時にパパの家に遊びに行ったり泊まったりしてるので、しばらくは様子見してます。










でも引っ越して1番喜んでるのは実はリュウくんです。以前の家からお友達の家が遠く、あまり遊びにいけなかったのですが、










今は徒歩3分以内に仲良しのお友達の家が複数あり、近くに公園もたくさんあるので、習い事のない日はどんなに寒くても遊びに行ってます。










そんなリュウくんが4年生になった時、毎年のようにしている年度始めに学校との話し合いがありました。









担任の先生と、今年転任してきた校長先生との三者面談。4年生では保健体育の時間に初潮の授業があります。









3年の学期末に「4年になれば月経の授業があります」と教えてもらってました。男女別になるのでその日は休ませようと思っていることを4年の面談で伝えると、









転任してきた4年生の担任の先生が「前の学校では男女一緒に初潮の授業をしてました。今年もそうしようと思っているので、お休みしなくても良いですよ」との返事。










なるほど、お互いに身体の仕組みについて知っている事は大切ですね、と思いながら、私から「胸が膨らんだり生理が始まったり、変化があるよ」とリュウくんに説明しようとしても










「そんな話するならママ嫌い」と取りつくしまなしなリュウくんに、授業として学んでもらえるのは助かります。









そう言うわけで、心配していた授業も問題なく受けることができました。リュウくんにその授業の感想を聞くと










「分からん。Sちゃん(リュウくん自身の一人称)は胸とか大きくならんから関係ない」と自分には起こらない変化と思い込んでいます。










ジェンダー外来もコロナの関係で再開できておらず、足踏み状態です。1年前と何も変わっていませんが









お友達関係も含めもう少し今の状態を維持できればと願うばかりです。身体の変化は始まると待ったなしなので









根気よくリュウくん自身にも伝えていきたいです。