東温市井内峠へ | ア-ルの写真記

ア-ルの写真記

四国の山間(主に石鎚山系)で「人と自然」をテーマに
写真を撮ってます。
写真は記録!
旅は人生の肥やし!

(日本写真家協会 会員)

久万高原町前組から黒妙川を下り直瀬へと向かう。

日本の原風景を思わせるような景色が目の前に広がり天気は晴れ、気温も丁度いいし心地いい。

道ですれ違った車は数台、歩いている人は見かけない。

そんな西浦あたりを通り過ぎていくと川向こうに大きな神社が見えてきた。

八幡神社という神社。

ちょっと境内を散策。

 

 

 

 

かなり前に奉納された絵馬だろう。

雨漏りのためか陽当たりが良くないのか、表面は染みているようだ。

表面の絵も薄くなっている。

 

 

 

 

 

建物の所々に施してある手彫りの飾り物がすばらしい。

昔は氏子の数も多かったのだろう。

 

右に曲がっていく

 

隧道出た所の駐車駐車スペースで車をおりて井内峠まで行ってみる。

峠まではすぐのようだ。

 

 

 

峠から直瀬方面を望むが草木が繁茂し、見晴らしは残念ながら良くない。

 

 

峠に道標がある。

尾根づたいで上林峠や白猪峠まで行く道があるようだ。

時々ハイカーたちが訪れてるようだ。

 

ここが井内峠で標高1088m。

直瀬方面から歩いて来て、又直瀬方面に戻った。

 

峠から俯瞰すると遠方に井内方面が見える。

まだ車社会でない時代、ここは東温市の井内地区と久万高原町の直瀬地区を生活物資や農林産物を運んだりと、人が頻繁に行き来した道の峠だった。

当時、行き交った人たちは、やっとのことでここに到着し、一休みをした後は又目的地に向かって歩いて行った。 

 

 

井内峠から井内峠隧道の入り口まで下りていった。

トンネル内に照明はないみたい、トンネルの幅も狭そう。

トンネルの長さは 124.7m

 

 

井内隧道をどんどん下っていくと瀧があった。

これが御来光の滝という名の瀧?

 

下っていくと棚田が美しい井内地区が見えてきた。

田植えをすでに済ませている所もあるようだ。

 

下りていくと集落に。

車から降りてちょっとだけ散策。

金石と横文字が刻まれ、夜光?とタテに文字が刻まれた古めかしい石灯籠が立っていた。

 

灯籠前の道を通り井内峠を越え、金比羅さんや石鎚山へと、行き来した人も昔は多くいたのだろう。