shiro's nest -69ページ目

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あなたの住んでいる場所が、
本当に暗いのだとしたら、
それは光のせいじゃない。


あなたの話している人が、
本当に嘘をついているのなら、
それはあなた自身にもいえること。


自然だって、人だって、
みんなみんな、あなたの思い通り。

そしたら欲しいものなんかない。

そこでは全てが等価だから。


現実に降りかかる、
ムーディーなミストを槍で薙ぎ、
田植えの泥臭さで進んでいこう。



どんな芽が出てくる?
そんな問いにはチャックをして。

そこには確かに種が、
生きる種があるのだから。




タラヘ帰る女の子に諸手を

しろ

リアルな砂がある。
捉えようのない砂がある。

リアルな砂があった。
指先から滑り落ちる砂があった。

かけがえのない色があった。
誰もが色にほうけてしまう色があった。

誰もが否応なしに貫かれる。
そんな光があった。

リアルな砂があった。
今もきっとどこかにある。

リアルな砂はこぼれ落ちる。
なぜだかそんな砂を見る。


リアルな夢が来た。
信じられないほど揺さぶられる夢が来た。

リアルな夢があった。
けれど砂は滑り落ちて、
わたしの胸だけ焼いて消えた。


胸を焼かれる夢がある。
せめて僕だけ、
僕だけ焼かれるだけで、
そんな夢でいてほしい。




しろ

喰らい蝋燭

にせものスパゲッティをたらふく喰らい

感情のままにショーウインドーに居座る

感情のないナポリタンは胃壁を焼いて流れていったけど

フォークの痛みが僕を眠らせない



喉がぐるぐる鳴って
お腹は腐ったガスが溜まる

それでも光は失わないで

理性の瞼は開いたままで



僕は理性を湛えた蝋燭になった

僕は理性を焼かれて短くなる

理想を飛散させる白塔になる



さぁ 燈してごらん

伝わりはしない言葉が風に流れ

透明な涙が溢れ出した






レクチャーはしてあげないよ。
きっと誰も食べないさ。

しろ