shiro's nest -38ページ目

セカンドライフ

ことばの ふわふわ うかぶせかい

くものような ことばに つまさきだち

すろーもーしょんで はっそうとび

ふれた ことばはむさん した


まるで まほうのせかい

かみさまのまねをする だてんしたちのらくえん

あぁ ここは せいてんのち

いんぐらんど とはおおちがい

あしばがなくなるまで

おもいのままに おさんぽらいふ

はねのかわりの だいしょう

ことば ふわふわ なくなるまで


あぁ かみさま すこしだけ

もうすこしだけ ままごとをゆるして

もうすこしだけ やさしくあるよう

すこしだけ あけのてが きれいになるように






しろ

憧憬のブルー

パラシュートが
ひらかない

孤独な飛行士
墜ちて
地面にキスをした


パラシュートの
孤独な飛行士

飛ぶのが
何より好きだった


パラシュートの
孤独な飛行士

飛ぶため
どこでも駆け付けた


誰も知らない
南の島の火山島

火山島から飛ぶために
筏を組んで航海した


だれもが恐れ
向かいはしない
北の大地の黒い塔

悪魔の手先に
襲われながら

それでも飛行士
命からがら塔から飛んだ


パラシュートが
ひらかない

孤独な飛行士
墜ちて
地面にキスをした


飛行機よりも
パラシュート

気球よりも
パラシュート

たとえUFOがあったとして
だれも乗るとは思わなんだ


三度の飯より空が好き

最後の声は母を呼んだ

大地に逆らうパラシューター

最後は同じ土のなか

最初と違(たが)わず見上げている






しろ

Blue

青い星

青い人

こころは悲しいブルーの玉(ぎょく)

だけど誰かはわかってくれる

こころは綺麗な珠玉のブルー

深水に色を落し込む

いとはかなきBlue-Blue





しろ