癌の進行度を示す尺度として「ステージ」が使われる。

これは癌の進行度合いを表す「病期」のことで、癌の深さや転移等から判定されるのだ。

…術後2ヶ月が経過。日常生活も忙しい日々ではあるが、順調に送れている。

抗がん剤の治療を除けば、体力こそ劇的に低下してしまったのだが、だいぶ術前の生活に戻ってきたことを感じる今日この頃。

人間は「忘れる」生き物とよく言うが、確かにあれだけ「死」を意識したり、痛みを伴ったオペ後の事も、少しずつではあるが記憶がかすれていく…

今日、夢を見た。

場面は術後最初の外来受診日。

その日は…そう。主治医より「癌ステージ」を宣告された日だ。

 「ステージⅢa」…これが僕の癌進行度の確定診断だ。

ステージは、そのまま「生存率」へとスライドする。

そして、一般に治癒の目安として「5年生存率」と言う概念が用いられるのだ。

[大腸癌生存率]
ステージⅠ…5年生存率92%

ステージⅡ…5年生存率85%

ステージⅢ…5年生存率72%(直腸癌は63%)

ステージⅣ…5年生存率19%
            
となる。

僕の場合は直腸癌なので5年生存率は63%となる。

63%…決して高い生存率とは言えない。

夢によって、再び現実を思い知らされた…

現実から目を背けることなく、前向きな気持ちを保ち続けることは、正直しんどい時もある…

だが、背伸びすることなく自分のペースで前を向いていようか。

引き続き、走り続けるために…

そしてその事が廻り廻って、「希望」を運んで来てくれることを…信じて。