「ラコタハウスでオールソールした話」で、新年1回目の仕事で着用してみると書いたので、
その着用した話。

 新年最初の仕事は、1月5日。
オールソールした靴を履いてまず思ったのは、靴がきつい。コルクの沈み込みがリセットされた
ためか、だいぶ圧迫感を感じた。

駅まで歩くと、圧迫感もだいぶ落ち着いたように感じた。やはり、ソールに厚みがあるので
返りは良くない。これは着用時間の経過とともに良くなってくるはず。

これは、完全に主観の話になるが、チャーチやクロケットなどの革靴を履いてきた中で、
オールデンが一番コルクの沈み込みがある気がする。コードバンのVチップもだいぶ沈み
こんでいるし。
(もはや、チャーチ、クロケットは手元になく改めて確認する方法もないが・・・)
そのため、オールソールによって、コルクの敷き直しをすると余計に、オールソール前との
差を感じてしまうのか。

かつて拝見した革靴好きの方のブログに、オールソールによって、愛着のあった革靴の履き心地
が全く別物になってしまったとの記載があった。その方はオールソールを後悔しているようだった。

確かに沈みこんだコルクはリセットされるし、柔らかくなった靴と硬いソールを縫い付けるので
チグハグになって、履き心地が崩れるというのもなんとなく理解できるような。

ただ、靴は一旦リセットされて、また気持ち良く履けるようになるので、個人的には、トータルで
オールソールは「あり」だ。料金高いけど。