昨日、長男の通っているスイミングクラブの測定会が開催された。新型コロナの影響もあり、数年ぶりの開催だったようだ。


測定会は、クラブから事前案内があり、希望する人のみ参加するシステムとなっていて、親としては子供が成長するいい機会だと思い、長男を強く何度も勧誘。

長男はとうとう折れてしぶしぶ了解し、クロール25メートルに参加する運びとなった。


集合時間は会場に朝8時。自宅から会場までは、それなりに距離があったので子供達は車の中で朝ごはん。会場には少し早く着いたが、すでに多くの参加者とその親が集まっていた。子供が主役のこうしたイベントに参加するのが初めてで、親としても若干の緊張があった。


会場内に入ると、親は待機スペース、子供はプールとそれぞれの場所へ移動して、後は子供の出場順位が訪れるのを待つこととなった。子供が出場し、泳ぐ時にはプールサイドで観覧が可能で、我が子の勇姿を間近で見ることができた。


事前情報では、上位3位以内に入ると表彰してもらえるらしく、同じ年齢、種目で出場するのが8人程度ときいていたので、もしかしたら3位以内に入れるかも…なんて親バカな淡い期待をしながらレースを見守った。


レーススタートの合図ととも泳ぎ出す息子。スタートはバッチリだ‼️このまま泳ぎきれ‼️


大体半分くらいまでは、トップ通過。このまま逃げ切るかと思った矢先、猛烈なスピードの別の選手に追い抜かされ、結果としてレースは2位でフィニッシュ。

後は、全体で何位か…


我が子のレースを終えて、待機スペースで全体の結果発表を待つ。

ついにその時が…


残念。惜しくも全体4位で初測定会を終えた長男。

閉会式と記念撮影を終えて、妻に連れられて車に戻って来ると大号泣。なんで泣いているのか問うと、3位以内に入賞出来なかったことが悔しかったらしく、なんと悔しい涙を流していたのだ。

我が子にこんな一面があるなんて驚きだと、妻と顔を見合わせたほどだ。


今回、親の強い勧めで参加したとはいえ、大勢の中で泳いだこと、頑張ったけど入賞出来なかったこと、悔しくて涙を流したことは、長男にとって貴重な経験となったのではなかろうか。こうした経験を得られたことから親としても非常に満足度の高いイベントであった。


ちなみに、悔しく涙を流す長男に次も参加するか確認したところもう出たくないと発言があった…


これは妻との笑い話だ。