月が雲に隠れる夜 15 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

友梨奈は理佐の父親を監視することにした。

 

彼の行動を注意深く観察し、

別荘の場所を突き止めるための手がかりを探した。

 

数日間の監視の末、理佐の父親が

別荘に向かう様子を見つけた友梨奈は、

彼を尾行することにした。

 

別荘に到着すると、父親が30分ほど滞在したが

すぐに車で帰っていった

 

それを確認した友梨奈は一階窓から部屋に侵入し

理佐がいる部屋を探し始めた。

 

しばらくして、彼女は理佐の気配を感じて、

部屋のドアをノックした。

 

「理佐、私だよ。友梨奈だよ。」

 

ドアの向こうから理佐の声が聞こえた。

 

「友梨奈?どうしてここに?」

 

友梨奈はドアを開け、

理佐の元に駆け寄った。

 

「理佐を救い出しに来たんだ。

さあ、一緒に逃げよう。」

 

その瞬間、部屋の奥から翔太が現れた。

彼は怒りに満ちた表情で友梨奈を睨みつけた。

 

「ここで何をしているんだ!

理佐は俺の婚約者だ。帰れ!!」

 

友梨奈は理佐を守るため、翔太に立ち向かった。

 

「理佐は貴方の所有物じゃない。

彼女の意思を尊重して!」

 

翔太は激怒し、友梨奈に掴みかかろうとした。

 

友梨奈は反射的に翔太を押し返し、

小競り合いが始まった。

 

二人はもみ合いになり、

翔太がバランスを崩して倒れ、

後頭部を強打してしまった。

 

翔太は動かなくなった

 

理佐は驚きと恐怖で声を失ったが、

すぐに友梨奈の手を握りしめた。

 

「友梨奈、早くここを出よう。」

 

友梨奈は理佐を抱きしめ、二人で別荘を後にした。

 

翔太の怪我が心配だったが、

今は理佐が最優先だった。

 

ふたりは再び手を取り合い、

新たな未来を求めて別荘を後にした。