気づいたら片想い -Last Episode-2 | じゅりれなよ永遠に

じゅりれなよ永遠に

じゅりれな・坂道小説書いてます。

昼食の後片付けをしているとき、

私たちはいつものようにキッチンで

笑い声を上げていた。

 

玲奈さんと私は水しぶきを交わしながら、

洗い物をするのが

こんなにも楽しいなんてと心から思っていた。

 

玲奈さんの手際の良さにはいつも

感心させられるが

今日は特に動きが軽やかで、

私もそれに合わせてテキパキと動いている。

 

「七ちゃん、そこのお皿、もう少しゴシゴシしてね」

玲奈さんが優しく指示を出した。

 

「はい、玲奈さん」

 

私は返事を返しお皿を丁寧に洗い続けた。

 

玲奈さんの隣で作業をするのは、

いつも心が落ち着く。

彼女の存在が、

私の日常に安定感を与えてくれている

 

そんな穏やかな時間が流れる中、

未央奈さんが突然キッチンに入ってくる。

 

「おーい、何してるの〜?」

 

女は明るい声で言いながら、

私たちの間に割り込んできました

 

未央奈さんの勢いに少し驚きつつも、

私は笑顔で彼女を迎え入た。

 

「未央奈、手伝ってくれるの?」

玲奈さんが尋ねると、

 

未央奈さんは「もちろん!」と元気よく答えて、

すぐに手を洗い始める。

 

彼女はいつもこんな風に、

場の雰囲気を明るくしてくれる。

 

未央奈さんは洗い物を始めると、

すぐに私たちとの会話に花を咲かせました。

 

「ねえ、玲奈さん、七ちゃん、

今度の週末、四人でどこか遊びに行かない?」

 

未央奈さんは提案してきた。

 

玲奈さんと私は顔を見合わせて、

それはいいねと頷きました。

 

未央奈さんの提案によって、

私たちの会話はこれからの予定について

盛り上がった。

 

洗い物を終えて、キッチンを片付ける間も、

私たち4人はこれからの

楽しい計画について話し続けました。

 

玲奈さんの優しさ、

未央奈さんの明るさ、

珠理奈さんの冷静さ

そして私の穏やかさが

四人の関係をより深めていくのです。

 

私たちは、玲奈さんを中心に集まった

小さな家族のようなもの。

 

互いに支え合い、時には励まし合いながら、

日々を過ごしている。

 

玲奈さんの優しさに触れるたびに、

私たちはもっと強くなれる。

 

そんな確信を持ちながら、

私たちはこれからも一緒に

歩んでいけると思っていた。

 

この時までは・・・