いつも君がそこにいたから 7 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

友梨奈に好意を抱いた私は

少し挙動不審になっている

 

「玲奈さん??どうしたの??」

 

私が急にモジモジしだしたので

友梨奈が変に思ったのだ

 

「え・・・?なんでもないよ。」

 

「じゃあ、今から玲奈さんの病室に

 お見舞いに行っていいかな?」

 

「え??うん、喜んで!」

 

友梨奈は友達として

私の病室へ来てくれることになった。

 

「狭い部屋だけどどうぞ。」

 

私は病室の鍵を開けて友梨奈を招いた

 

「お邪魔します~~」

 

「適当に座ってね」

 

私はベッドに腰をかけて、

 

友梨奈はイスに座った

 

「寝なくても良いの??」

 

「まだ病気だと実感がわかないの。」

 

「そうだよね、こんなに元気だもんね!」

 

「あ!友梨ちゃん、

私、乳房を切ることにしたの。」

 

「え??そうなの・・・」

 

「友梨ちゃんのおかげで決断できたよ!

 少しでも生き残る可能性を上げとかないとね」

 

「大丈夫、玲奈さんはきっと良くなるから。」

 

不思議なもんだなぁ・・・

 

言葉の力によって私は

確実に治ると思えてくる。

 

この友梨奈の言葉は本当に有り難いよ。

 

でも、考えてみたら

今、友梨奈と二人きりなんだよね。

 

すると、友梨奈がいきなり立ち上がって

私に近づいてくるではないか。

 

え??どう言うこと・・・

 

私の胸の鼓動は激しさを増していた。

 

「連絡先の交換をしようよ」

 

友梨奈はスマホを私に差し出した。

 

「・・・うん。」

 

私はなにを意識しているんだ?

 

相当友梨奈を好きになったみたいだわ・・・