涙の滴 15 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

その頃、理佐の家では歯医者に

行くと言って3時間ももどらない

友梨奈を理佐が心配していた。

 

携帯に連絡しても繋がらず、

 

近くの歯医者に連絡しても

友梨奈がきた形跡がなかった。

 

記憶がもどって、

自分の元から去ったに違いない

 

そう思った理佐は、家から飛び出し、

必死に友梨奈を当てもなく捜索した。

 

「友梨奈~~~どこ!!友梨奈~~~」

 

理佐は辺り構わず叫び続けた。

 

「お願い・・友梨奈・・

帰ってきて・・友梨奈・・」

 

声がかすれるぐらいに・・・

 

「友梨奈~~~~~~」

 

懸命に友梨奈の名を叫び続けた

 

その頃家の近くに到着していた友梨奈は

マナーモードにしていた携帯を確認して驚いた

 

なんと理佐から、30回を超える着信が入っていた。

 

しかも、留守電には今にも泣き出しそうな声で

 

「友梨奈・・お願い・・連絡して下さい・・・」

 

とはいっていたのを聞いて、

友梨奈は急いで理佐の携帯に連絡した。

 

だが繋がらないので自宅に電話することにした。