20時を回る頃
友梨奈は
仕事を終えた友人の山本彩を呼び寄せた。
彩とは大学時代、
部活でバッテリーを組んでいた
彩が到着した時、理佐は疲れて眠っていた。
そして、一連の話を彩にして
理佐が自殺しないように監視を頼んだのだ。
「事情はわかった・・・
でも、当てがあるんか??」
彩は理佐が殺人犯と思い込んでる
謎を解けるのか心配していた。
「たぶんね!だから、
私が帰るまで理佐をよろしく。」
「ああ、わかった。
無茶するなよ。気いつけてな!」
友梨奈は彩に理佐を託して出かけるのであった。
友梨奈が向かった先・・・
それは、菅井友香のマンションだった・・・
夜の20時過ぎ
友梨奈は友香のマンションへ到着していた。
「どうぞ、これでも飲んで。」
友香はジャスミン茶を入れて
リビングにある机のイスにすわっている
友梨奈に手渡した。
「ありがとう。」
友梨奈は一口飲むのであった。
「で?なにか話があるんでしょ?」
友香もジャスミン茶を飲みながら
イスに座った。
「理佐は死んでないよ。」
「うん、知ってるよ。」
「友香・・・私は、友香のことは一番の
親友だと思ってる。」
「そう、ありがとう!私もよ。」
「だから、教えて!理佐になにをしたの?」
友梨奈は友香を見つめた。
暫く沈黙が続くのであった・・・