雪が降って来た 20 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

それから1週間が経過した

 

大学の講義の合間、理佐は友人の彩と

校庭のベンチに座り話をしていた。

 

「私・・・友梨奈と少し距離を置こうと思うの」

 

「え??それって、別れるってこと?」

 

彩はびっくりして理佐の顔をマジマジと見た。

 

「今すぐ別れるんじゃないけど

少し、冷却期間をおいてから結論だそうと思うの」

 

「この間の監督への暴行が原因か?」

 

「それもあるけど、友梨奈の束縛が凄くて

 息が詰まりそうなの・・・」

 

「そうか・・・で、友梨奈にはいつ話すねん。」

 

「今日の部活の帰りにでも話そうと思うの。」

 

「わかった!

その後はそれなりにフォローしておく。」

 

「ごめんね、こんなこと相談して。」

 

「水くさいこと言うなや私ら友達やん。」

 

「ありがとう。」

 

こうして、理佐は友梨奈と

冷却期間をおくことを決断したのだ。