風に吹かれても ―永遠のBLOODS―1 | じゅりれなよ永遠に

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風に吹かれても ―永遠のBLOODS―

 

その知らせを聞いたのは、

友梨奈が買い物にでかけて2時間後のことだった・・・

 

私のスマホが鳴った。

 

友梨奈と表示されたのだ、

私は即座に電話に出る。

 

「はい、友梨奈??遅いね、どうしたの」

 

「渡邉理佐さんですか?」

 

聞きなれない女性の声だった。

 

「はい、そうですがなぜ貴方が

友梨奈の電話を持っているのですか?」

 

「私は〇〇大学附属病院の事務員ですが、

平手友梨奈さんが

交通事故に遭われたんです。」

 

「え???友梨奈が・・・」

 

私は目の前が真っ暗になった

 

嫌だよ・・・

 

嫌だよ・・・

 

この先は聞きたくないよ・・・

 

なんでよ、なんで友梨奈が・・・

 

「もしもし、渡邊さん大丈夫ですか。」

 

私は暫く茫然としていた。