風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―2 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

現在大学を卒業した後

私は病院の調理場で

病院食を作る仕事をしている。

 

ここは職場から歩いて5分ぐらいにある公園だ

 

ここのベンチに座り太陽の光を浴びながら

お弁当を食べていた。

 

「あ!友梨奈、またここに居たのね。」

 

「ポカポカして気持ちいいんだ。」

 

私に話しかけたのは同じ職場で働く

同期の山下美月。

 

彼女とはすぐに仲良しになり

 

毎日、ここで昼食を一緒に食べている

 

「ねえ、今度先輩が

合コンやろうって言ってたけど

友梨奈も行くの??」

 

「私は恋愛には興味ないからいいよ。」

 

「え~~いこうよ。」

 

美月は私の肩を掴んだ。

 

「私がいなくても

美月だけでいけばいいじゃん。」

 

「だって、私なに喋って

いいかわからないもん。」

 

「私は美月の保護者じゃないよ。

まあ、楽しんでおいでよ」

 

「え~~~~~」

 

美月は残念がった。

 

私は就職して

それなりに平穏に暮らしていたんだ。