風に吹かれても ~さよならをもう一度~18 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

私は理佐家の近くに到着すると

ラインを入れる。

 

【突然ごめん。

どうしても話しておきたいことがあるんだ。

5分で済むから、

家の近くの公園にいるから来てほしいの。】

 

すると、1分後に返信がきた。

 

【あと、5分でいくわ。】

 

よし、これですっきりさせよう。

 

公園のベンチで

私は一人理佐を待っていた。

 

(渡邉理佐side)

右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印

 

 

友梨奈から会いたいとラインが来た。

 

なんだろう・・・

 

でも丁度いい機会だ。

 

“ねる”のことを友梨奈に話そう。

 

私はきちんと友梨奈に

さよならしていなかったわ。

 

きっと、どこかに未練があったんだろう・・・

 

だから、面と向かって

別れをつけれなかったんだ。

 

友梨奈とのことはきちんと

清算しないと“ねる”にも失礼だわ。

 

よし、今日、きちんとけじめをつけよう。

 

私はすぐに友梨奈のまつ公園へと向かった。

 

公園に到着すると、

友梨奈が寂しそうな顔でベンチに

座っているのをすぐに見つけた。

 

なんだろ・・・

 

この妙な気持ちは・・・

 

もう、友梨奈のことは吹っ切ったはず。

 

なのに、どうして友梨奈の

寂しそうな顔をみると胸が痛むの?

 

 

どうして・・・