愛のかたまり 50 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

理佐が作ってくれたご馳走を平らげ

食後に珈琲を入れてくれた。

 

よし、このタイミングだ。

 

「大学を合格できたのは、

 理佐のおかげだよ。

 本当にありがとう」

 

「さっきから、お礼ばっかり言ってるよ。

 友梨奈が努力したからだよ。

 私は関係ないよ」

 

「それでね・・・

訊いて欲しいことがあるの」

 

「ん??なあに?」

 

理佐はコーヒーカップに口をつけた。

 

いかん、緊張してきた。

 

でも断られたらどうしよう。

 

もう、このアパートには

来てもらえないかもしれない。

 

だったら、やっぱり好きとは

言わないほうがいいのでは・・・

 

このままの関係でも

十分しあわせなんだから、

 

「友梨奈??どうしたの??」

 

私が沈黙したので理佐

が心配してくれた

 

「あ・・・いや・・・別に・・・」

 

ここで、臆病になってはだめだ。

 

この先理佐に恋人ができたら

絶対に後悔する。

 

もう、十分、私を知ってもらったはずだ。

 

勇気を・・・

 

勇気を出そう!!