(渡邉理佐side)
プレイが終わり、私はシャワーを浴びていた。
友梨奈はすでにシャワーを浴び終え
ベッドの上でいつもの
フルーツゼリーを持って
待っていてくれているはずだ。
だめだな・・・
お客である彼女に心配かけるなんて。
仕事の時は桃李のことは忘れないと。
服を着て私は友梨奈の右横に座る。
「今日は長い時間とってくれたから
あと30分もあるね」
「理佐と1度でいいから
長い時間を過したかったんだ」
友梨奈は嬉しそうに笑う。
「ありがとう。そう思ってくれて
うれしいよ。」
すると友梨奈はなにか
紙包みのような物を取り出した
「これ、1日早いけど
クリスマスプレゼント。」
友梨奈は
白い光沢のついた紙袋を差し出した。
「え??私に??」
「うん。」
「あ・・ありがとう。」
私は紙袋を受け取った。