愛のかたまり 18 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

(渡邉理佐side)

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私が立ち上がろうとしたが

友梨奈が制して口を開く。

 

「まって、今日は

ずーとこのままでいて欲しいの」

 

「え・・・?」

 

「今日は服は脱がずにこのまま

膝枕されていたいの…

だめかなぁ??」

 

「友梨奈がそれでいいなら

 私はそれでかまわないけど・・・」

 

「ありがとう」

 

友梨奈は仰向けのまま

自分の学生時代の恋愛のこととか

部活なんかの話をしてくれた。

 

私は一人っ子だが、

もし妹がいたら

こんな感じになるのかなぁと思い

友梨奈のことが愛しく思えた。

 

そして、瞬く間に時間が過ぎていき

帰る時間になったのだ。

 

「もう、時間だよね。ありがとう。

 楽しかったよ。」

 

「私もよ。友梨奈のことが

 知れてより親近感が湧いたよ。

 受験勉強、頑張ってね!!」

 

「うん、ありがとう」

 

私達は軽くキスをしてハグをする。

 

玄関まで行くともう一度

 

私達は抱きしめあう・・・

 

この友梨奈だけは他のお客さんとは

なにか違う感情が湧き出ていたんだ。

 

「また、再来週指名するからね」

 

「うん、楽しみにしてるね!」

 

友梨奈に笑顔で見送られ私は部屋を後にした。